「市販の白髪染めのツンとした匂いを消したい」と思っていませんか?
白髪染めの後、数日経過しても化学薬品の匂いが残ることがあります。
放置しても1週間後には消える匂いですが、それまでの間、どうしても周囲の目が気になりますよね。
中には、化学薬品の匂いを理由に体調・気分の不良を訴えている方も多いと思います。
そこで今回は、白髪染めのツンとする匂いの原因から解消方法、予防方法までを徹底解説しました。
この記事を読めば、白髪染めの匂いに関する悩みが軽減すると思うので、ぜひ完読してください。
それでは、いってみましょう。
目次
白髪染めの嫌な匂いは消臭不可!現実的な対策は1つしかない
結論から言うと、白髪染めの後、数日残る匂いは消臭できません。
なぜなら、白髪染めのツンとした匂いは、白髪染めの有効成分の匂いだからです。
もし完全消臭を望むのであれば、白髪染めの効果も無くなることを覚悟すべきです。
しかし、匂いを消すことは無理でも減らすことは可能です。
正しく対処すれば、強烈な刺激臭を今すぐ薄められるので、まずは匂いが発生する原因から理解しましょう。
白髪染め特有のツンとした匂いの原因とは
白髪染めの嫌な匂いの元になっているのは、アルカリ剤のアンモニアです。
アンモニアといえば、中学の理科にも登場した、強い揮発性と刺激臭を持つ物質です。
そのため、アンモニアを使用するアルカリ剤は高い揮発性を持ち、役割を果たした後で空気中に揮発します。
それと一緒にアンモニアの刺激臭が空気中に漂うことで、他の化学薬品と混ざった「ツンとした匂い」が発生するというわけですね。
中には「匂いが強い=ダメージが多い」といった印象を持つ人がいるかもしれませんが、これは正しくありません。
なぜなら、薬剤の揮発性の高さは、アルカリ剤の残留が少ないことの裏返しだからです。
エタノールアミン類やアルギニンを用いるアルカリ剤では、薬剤に揮発作用がない分、悪臭が鼻を突くこともありません。
しかし、揮発せずに残留したアルカリ剤が頭髪へ大きなダメージを与えます。
それに対し、アンモニアタイプのアルカリ剤の場合、不必要な成分が揮発するため、ダメージを最小限に抑えられるのです。
市販の白髪染めに比べると、美容院の白髪染めの方がアンモニア臭が強いですが、これもダメージを抑えるための美容師の配慮なのですね。
白髪染めの「ツンとした匂い」は、ダメージを軽減する上で必要不可欠の作用であることを頭に留めておいてください。
白髪染めの匂いが残る理由とは
アンモニアは揮発性の高い物質です。
それなのに、頭髪に強烈な匂いが残るのは何故でしょうか?
その答えは、揮発性が高いアルカリ剤でも、頭髪に留まる量をゼロにすることはできないからです。
白髪染め直後の髪は、髪の内部、表面、頭皮の3箇所に薬剤が残っている状態であり、これらの薬剤を落とさない限り、匂いは無くなりません。
匂いの原因であるアルカリ剤は、キューティクルを開く過程でも、髪の内部で色素を留める過程でも、欠かすことのできない成分です。なので、どうしても髪の内部に薬剤が残ってしまいます。
さらに、白髪染めの主成分は、髪に密着しやすいように油分が大多数を占めます。
そのため、髪や頭皮にも強く残留します。
これらの残留アルカリ剤は市販のシャンプーでも徐々に落ちますが、落ちきるまで最長2週間程度の時間を要することが珍しくありません。 そこで、美容室の施術を応用することで、薬剤が落ちるまでの時間を短縮しましょう。
白髪染めの匂いを消す手順①乳化(&バッファー処理)
白髪染め直後の髪には、髪の内部、表面、頭皮の3箇所に薬剤が残っています。
これらを同時に除去する方法はあるのでしょうか?
結論としてありますので、最初に実践すべき「乳化」から紹介します。
これはお湯だけでも行えますが、消臭効果を高めるためにも、なるべくバッファー処理も兼ねるようにしましょう。
方法はとても簡単です。
シャンプーをする前に洗面器に十分量のお湯を溜めてください。
この時、PH5程度のバッファー剤を混ぜることで中和されたアルカリ剤がよく落ちるようになります。
続いて、洗面器の上に顔を持ってきて、洗面器のお湯をすくって髪全体にかけます。
すると洗面器にお湯が戻ってくるので、頭皮をマッサージするように優しく馴染ませながら何回も髪全体に馴染ませます。
徐々に洗面器のお湯に色がついてくるので、お湯を交換しながら5分〜10分程度繰り返します。
これで乳化作業は完了です。
この作業の目的は何かというと、乳化により薬剤を落ちやすくすることです。
本来、水と油は混ざりません。
しかし界面活性剤を介して「乳化」(水と油が混ざった状態)することで、親和性の低い水と油を一緒に流せるようになるのです。
この原理を用いた技術としては、皮脂を落とす石鹸や、化粧品を落とすクレンジング等が有名です。
白髪染めにも界面活性剤が添加されているので、水に馴染ませるだけで乳化作業が完了します。
髪や頭皮に詰まった汚れを大部分除去できるでしょう。
この処理の後、炭酸シャンプーで髪を弱酸性に戻します。
この時キューティクルが閉じますが、髪内部のアルカリ除去が不十分だと閉じ込められたアルカリ剤が髪の内部から悪臭を発するようになります。
そうならないように、残留アルカリ剤をしっかり落とす意識を持ち、乳化作業に5〜10分かけましょう。
白髪染めのツンとした匂いを消す手順②炭酸シャンプーの使用
乳化だけでは、全ての残留アルカリ剤を落とすことはできません。
そこで必要な対策が、日常のシャンプーを酸性度の高いものに切り替えることです。
アルカリ剤の残留が多い頭髪は、アルカリ性に傾いています。
そのため、酸性度の高いシャンプーを使用することで、アルカリ剤を中和することができます。
中和されたアルカリ剤はシャンプーでよく落ちるので、効率よく匂いを減らす上で有効です。
ただし注意点として、酸性度が強いシャンプーを使う前に、バッファー処理を欠かさないようにしてください。
というのも、白髪染め後まもない髪にPHの低い炭酸シャンプーを使うと危険だからです。
アルカリ性に傾いて髪が柔らかくなっている状態から一気にPHを下げてしまうと、急激な変化のために過収斂による断毛の危険があります。
PH5程度のバッファー剤なら穏やかに弱酸性に戻るので、その後の炭酸シャンプーで断毛が生じる心配もありません。
バッファー処理は、乳化と一緒に終わらせるようにしましょう。
匂いがしない白髪染め4選
嫌な匂いを香料でマスキングしている白髪染めは多いです。
しかし、これらの香料に、匂いの原因であるアンモニアを分解する作用はありません。
このタイプの白髪染めでは「アンモニア臭が苦手」「体調不良を起こす」「むせる」といった人の悩みを解決できないので、最初からアンモニアフリーの白髪染めを選ぶことをお勧めします。
アンモニアフリーの白髪染めには4つの候補があります。
無臭で使用可能なものだけをピックアップしましたが、それぞれ長所・短所が異なるので確認しましょう。
◯アルカリ剤にエタノールアミン類・アルギニンを使用する白髪染め
アンモニアフリーの白髪染めを使えば、匂いは抑えられます。
ただし、アンモニアフリーのアルカリ剤には揮発性がなく、頭髪に留まるため、ダメージが加速する恐れがあります。
市販品に多いタイプですがリスクを理解した上で使用しましょう。
・ヘアマニキュア(酸性染毛剤)
ヘアマニキュアはアルカリ剤を使用しないため、アンモニア臭が皆無です。
染色の仕組みが、髪表層と薬剤のイオン結合を利用するため、キューティクルを開く必要がありません。
その分、色落ちしやすいデメリットは見逃せませんが、無臭を望む人にオススメの選択肢です。
・カラートリートメント
ヘアマニキュアと同じく、キューティクルを開かない染色剤なので嫌な匂いがありません。
トリートメントとして使えるので、ダメージを補修できる嬉しい効果も付いてきます。
当然、色落ちも早いですが、安全性に関しては白髪染めの中で最もタイプでしょう。
・オーガニックカラー
欧米では「臭気成分のアンモニアは人体に有害」という考えが根強いため、アンモニアフリーの白髪染めが発達しています。
こうした海外製のオーガニックカラーでは、アンモニアやジアミンの使用量も抑えられています。
染める仕組みは白髪染めと同じでも、嫌な匂いの少ない商品が多いでしょう。
ただし、注意したいのが商品の目利きです。
現状、厳格な規制が存在しないため、微量添加すれば「オーガニック商品」として販売可能です。
中には、「オーガニック」と謳いながら全くオーガニック成分が配合されていない粗悪品も存在します。
素人判断だと失敗する確率が高いので、世界的なオーガニック認定機関(エコサート、USDA、ネイトゥルーなど)の認定を受けているかは必ずチェックが必須です。
まとめ
最後に、白髪染めと匂いの関係についてまとめると、
①白髪染めのツンとした匂いは、揮発したアンモニアの匂い
②匂いの強い白髪染めほどダメージが少ない
③髪に匂いが残るのは、アルカリ剤の残留が原因
④乳化&バッファー処理+炭酸シャンプーで残留アルカリ剤は落とせる
⑤匂いのしない白髪染めは4タイプある
となります。
アルカリ剤のアンモニアは、ダメージを軽減する上で必要な成分です。
それでも薬剤が残留すると匂いの原因になってしまいます。
髪に残ったアルカリ剤を除去する方法は、乳化&バッファー処理+炭酸炭酸シャンプーでした。
正しく対処すれば嫌な匂いは薄まるはずなので、問題解決の参考にしてください。
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『若い男性の白髪って思っている以上に女性は気にしている』
新社会人になり激務からのストレス、栄養不足、睡眠不足などなど・・・
今の時代、若白髪の男性は意外に多いと思います。
でも実際に本気で白髪に悩んでいる人はどれだけいるのか。
「いやいや、男の白髪なんて周りはたいして気にしてないでしょw」
そんな風に思っていた時期が僕にもありました。
でも、女性はあなたが思っている以上に
男性の白髪を気にしています!
そのことをハッキリと噛みしめて
実感できたのは、
僕が白髪を理由にめっちゃ好きだった女性に
フラれたことがきっかけでした。
それ以来、失意のどん底に落ちて仕事や
友人関係もうまくいかなくなり、
「もうまともに生きていく事ができないのか」
と絶望していました。
それでもある意外な方法を使って僕は、
この憎々しい白髪と決別して
希望の満ち溢れる未来を取り戻しました。
今では大好きな彼女も出来て自信を
取り戻し、本当に楽しい毎日を過ごしています^^
では僕はどうやってこの白髪コンプレックスを 解決できたのか。
その意外な方法はこちらのリンクで詳しく話しています。
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濱田の人生が変わるまでの軌跡
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『僕のお気に入り白髪染めはこちら』
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