「白髪染め×ヘアカラー」の併用は順番次第で逆効果の恐れも!

白髪に悩みはじめた男性は、「もう一生、明るい色に染めることはないのか…」と肩を落としがちです。

なぜなら、明るいカラーを塗っても、白髪だけ違う色に染まって、上手くいかないからですね。

そんな人の悩みを解決するのが、「白髪染めとヘアカラーの併用」です。

しかしながら、白髪が増え始めたばかりの男性には、いまいちピンとこない人が多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、「白髪染め×ヘアカラー」の組み合わせについて、2つの薬剤の違い、併用の長所・短所、注意事項等を、網羅的に解説します。

是非最後まで読み進めて、問題解決への糸口を掴んでください。

それではいってみましょう。

目次

白髪染めとヘアカラーの違いを理解しよう

白髪染めなら色ムラなく染められるのに、白髪頭にヘアカラーを塗ると黒髪と白髪で違う色に染まってしまった…。

こうした経験から、白髪を明るい色に染めることを諦めている人が多いようです。

でも実際は、白髪染めとヘアカラーに含まれる成分の違いを理解して、適切に組み合わせれば、白髪を明るく染めることは難しくありません。

そもそも、白髪染めとヘアカラーは、共に「酸化染毛剤」に分類される性質の近い染毛剤で、染色の仕組みも同じです。

それでも染まる色に差が出るのは、薬剤に含まれる脱色剤と染色剤の量とバランスが違うからです。

この違いを理解することが、「白髪染め×ヘアカラー」を理解する近道ですので、ざっと解説します。

白髪染めは、ヘアカラーに比べると染色の作用に重点が置かれています。

なぜなら、メラニン色素が抜けきった白髪への着色を目的とするため、失われた色素を補填する役割が重視されるからです。

そのため、薬剤のバランスも(脱色剤 < 染色剤)となり、染色剤の比率が多めに配合されています。

色合いに関しては、白髪に着色するためのブラウン色が多く配合されており、塗り残しなく均一に染めやすい長所を持つ反面、暗い色にしか対応できない欠点を持ちます。

色合いとしては、日本人の黒髪に近いカラートーン3~6の範囲の暗い色に染めることができます。

一方ヘアカラーは、メラニン色素の強い黒髪を明るく染めるための製品なので、白髪染めに比べると染色作用が弱く、脱色作用が強い特徴を持ちます。

そのため明るい染色が可能な長所を持つ反面、染色力の弱さから色ムラが発生しやすい欠点も持ちます。

薬剤の量に関しても、染色剤に対して脱色剤の方が高い比率を占め(脱色剤 > 染色剤)、カラートーン7レベル以上の明るい色に対応します。

このように、白髪染めとヘアカラーは、脱色剤と染色剤の比率の差から、異なる得意分野を持ちます。

高い染色力を持つ白髪染めは、髪に染め上げる能力に優れており、白髮も黒髪も均一に黒色に染色することに適正を持ちます。

反対に、ヘアカラーは脱色に特化しているので、白髪染めほど染色力が高くありません。

なので、白髪混じりの髪にヘアカラーを塗ると、白髪に対する染色力が足りず、薄金色に染まった白髪がポツリと目立つといった失敗が起きてしまうのです。

このように、両者の違いに対する理解が足りないと、白髪混じりの髪にヘアカラーを塗って後悔するといった間違いを犯しやすくなります。

そのような失敗を体験したり人づてに聞いたりした人たちが、「白髪を明るく染めるのは無理だ」というネガティブな情報を流しているようですね。

ダブルカラーのこと?白髪染めとヘアカラーの併用は可能!!

ここまで読まれた方の中には、「長短ある白髪染めとヘアカラーを併用したら、明るく染まるんじゃね?」と思われた方もいるかもしれません。

その通りなのです。

実は、「白髪染め×ヘアカラー」の組み合わせは、美容院の通常の施術であるダブルカラーと仕組みは同じです。

なので、ダブルカラーの枠内での実践が可能ですし、当然併用も可能です。

要するに、いきなり希望の色を塗っても黒髪と白髪の状態差から色ムラが出る問題を防げません。

そこで、まず髪全体を同じ色で染め上げ、その状態から希望の色に近づけていくことで、髪全体を希望の色に染めることができるという問題解決のアプローチです。

白髪を鮮やかに染める上でも有効なので、そのメリット・デメリットを比べてみましょう。

白髪染めとヘアカラーの併用で得られるメリット・デメリットとは!!

「ダブルカラー」というと聞こえはよいですが、二度染めなので相応のリスクはあります。

「白髪染め×ヘアカラー」のメリット・デメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。

比較してみたいと思います。

メリット①希望の色に染められる

白髪染めは、染色剤中のブラウン色が濃いため暗黒色しか作ることができません。

その点、ヘアカラーを併用することで、明るい色から暗い色まで幅広い色を施せます。

そのため、黒染め単体に比べて染色の自由度を飛躍的に高めることができます。

メリット②色持ちが良い

一度染めでは完璧には髪の芯まで行き届きにくい色素も、二度がけにより、芯まで浸透しやすくなります。

脱色が起こる原因は、色素の浸透の度合いで決まるので、芯まで色素が行き届いた髪色は長持ちします。

結果として色持ちが良くなり、自然脱色の時間を遅らせることができます。

メリット③染め残しが少ない

染める回数が一度だと、髪全体へ洗髪剤が付着しないことがあります。

これが原因で染め残しが出てしまうことは、美容師でも珍しくありません。

ところが、二度染めにすることで、髪全体へ満遍なく洗髪剤を行き届く確率が高まり、染め残しの出にくさに繋がります。

メリット④発色が良い

白髪染め、あるいはヘアカラー単体では、予定外の色に染まったり、すぐに色落ちしたりといった不満を覚えることが少なくありません。

背景にあるのは、色素の定着の不足、浸透の浅さといった問題です。

これらの問題の大半は二度染めにより解消可能なので、「白髪染め×ヘアカラー」を併用することで発色が良くなり、狙った通りの鮮やかな色に染めやすくなります。

このように「白髪染め×ヘアカラー」の併用にはたくさんのメリットがあります。

反面、見逃せないデメリットもあるので、確認しましょう。

デメリット①頭髪へのダメージが大きい

健康な髪質は、たんぱく質や栄養素がキューティクルにより保護されることで保たれています。

染髪とは、アルカリ剤でキューティクルを強引に開放する行為なので、開いたキューティクルから栄養分が流出するといったトラブルが発生しやすくなります。

髪から栄養が流出してしまうと髪は健康な髪質を維持できなくなります。

この状態のことを「髪の傷み」と呼びますが、「白髪染め×ヘアカラー」では、このキューティクルの開放を二度繰り返すことになります。

頭髪への負担は2倍以上に膨らむので、頭髪へのダメージが重なり、傷みトラブルが発生しやすくなります。

デメリット②方法を誤ると、取り返しのつかない失敗に繋がる

二度染めには、適切な順番と方法があります。

ただでさえ、キューティクルの開放を連続する施術ですので、負担の少ない方法を選ぶことが必須です。

ここを誤ると、髪に不可逆のダメージが及び、髪がチリチリに傷む、全く希望しない色に変色するといった取り返しのつかない事態になるので、適切な順序と方法を選択しましょう。

詳しくは後述します。

デメリット③二度染めなので、料金の負担が増える

一度染めには、適正の料金があります。

二度染めとは、一度染めを2度繰り返す施術ですので、使用する染髪剤の量も美容師の労力も2倍かかります。

その負担分は料金に反映される可能性が高く、コストの増加要因となります。

こうして並べてみると、メリット、デメリットのどちらが大きいとは言い切れず、半々といったところだと思います。

ただし、デメリット②で触れた通り、方法を誤ると「白髪染め×ヘアカラー」はデメリットしかない施術と化していまします。

最悪の事態を回避するためにも、「白髪染め×ヘアカラー」の正しい順番、注意点も確認しましょう。

要注意!!白髪染めとヘアカラーを併用するときの正しい順番・注意点とは

「白髪染め×ヘアカラー」の方法を誤ると、髪に修復不可能なダメージが及びます。

「白髪染め×ヘアカラー」を施す理由は、鮮やかな髪色に仕上げるためだと思うので、「チリチリの髪」といった逆効果だけは絶対に避けたいですよね。

そこで、確実に恩恵を得るために、まずは「白髪染め×ヘアカラー」の正しい順番から理解しましょう。

「白髪染め×ヘアカラー」を実施する際の順番は、「白髪染め→ヘアカラー」です。

理由は、この順番でないと、明るい色に仕上がらないからです。

ネット上には様々な情報があり、「ヘアカラー→白髪染め」を勧めている情報サイトもあります。

しかし、最後に染める色が暗黒色なら、ヘアカラーで染める意味がありません。

せっかく明るい色で染めても、その上から暗黒色を重ねたのでは、最終的な仕上がりは暗黒色になってしまいます。

これでは、髪質へのダメージ含めて逆効果です。

「ヘアカラー→白髪染め」の使用目的は、明るい髪色を手に入れることのはずなので、施術の順番は必ず「白髪染め→ヘアカラー」で行いましょう。

もちろん、明るさの出しやすさという点では、人工染料を取り込んだ髪には難がありますが、プロの美容師なら解決可能な問題ですので、腕の確かな美容師に頼むことが大事です。

次に、注意点をいくつか並べます。

最悪の事態を回避するために大事ですので、絶対に守ってくださいね。

注意点①カラーリングが初めての人はパッチテストを行う

白髪染めとヘアカラーは共に「酸化染料」です。

この酸化染料に対するアレルギー反応の有無を明らかにしておかないと、施術中に深刻な皮膚トラブルを起こしかねません。

このアレルギー反応の有無を調べるテストが皮膚アレルギー試験(パッチテスト)です。

また、体調によってかぶれが生じることもあるので、髪を染める48時間前には毎回必ずパッチテストを実施してください。

注意点②セルフ染めの素人が実行しない

「白髪染め×ヘアカラー」はダブルカラーですので、プロの美容師だけに許される高度なテクニックです。

美容師個人の技術力の問題や、髪質を見て断る美容師も多いくらいですので、素人が思いつきの勘で手を出すような施術ではありません。

最悪、髪がチリチリに傷んだり、予期せぬ色に変色することもあるので要注意です。

注意点③洗髪剤を混ぜない

「白髪染め×ヘアカラー」と聞くと、2つの溶剤を混ぜる行為をイメージする人が多いかもしれません。

よく美容師が器の中で溶剤を調合する光景を目にしますよね。

でも、これはプロ専用の薬剤を用いているためで、市販薬では絶対にやってはいけない禁止行為なんです。

絵の具のように原色を混ぜ合わせた色に変化するといった単純な話ではないので、絶対に真似してはいけません。

注意点④アフターケア必須

「白髪染め×ヘアカラー」では、キューティクルの開放が連続するので髪への負担が重なり、栄養素の流出も多くなります。

栄養素の流出した髪は傷みを露呈するので、せっかく明るい色に染めても傷みが徐々に進行し、数日で台無しになってしまうといった事態に陥りかねません。

この問題の解決に役立つのがトリートメントなんです。

なぜなら、髪から失われた分の栄養素を、新規に頭髪へ供給できるからです。

毎日のトリートメントによって有効成分が頭髪に行き渡るので、施術後の洗髪に取り入れることで、頭髪への負担軽減に効果を発揮してくれます。

以上、「白髪染め×ヘアカラー」について説明しました。

まとめ

①白髪染めとヘアカラーの違いは、脱色剤と染色剤のバランスから生じる専門領域の違い

②白髪染めとヘアカラーの併用で、両者の長短を補える

③白髪染めとヘアカラーの併用には、メリット相応のデメリット(リスク)がある

④白髪染めとヘアカラーの併用は、順番・注意点を守らなければ髪に深刻なダメージが及ぶ

以上になります。

明るい髪色を求める人にとって、「白髪染め×ヘアカラー」は有効な選択肢です。

ただし、施術の成功には美容師の腕が求められるので、腕のある美容師を探すところが第一歩となります。実践する際は、必ず信頼できる美容師に頼むようにしましょう。

それでは今回はこのへんで。


_______________________________________________________________________________

『若い男性の白髪って思っている以上に女性は気にしている』

新社会人になり激務からのストレス、栄養不足、睡眠不足などなど・・・
今の時代、若白髪の男性は意外に多いと思います。

でも実際に本気で白髪に悩んでいる人はどれだけいるのか。

「いやいや、男の白髪なんて周りはたいして気にしてないでしょw」

そんな風に思っていた時期が僕にもありました。

でも、女性はあなたが思っている以上に
男性の白髪を気にしています!

そのことをハッキリと噛みしめて
実感できたのは、
僕が白髪を理由にめっちゃ好きだった女性に
フラれたことがきっかけでした。

それ以来、失意のどん底に落ちて仕事や
友人関係もうまくいかなくなり、
「もうまともに生きていく事ができないのか」
と絶望していました。

それでもある意外な方法を使って僕は、
この憎々しい白髪と決別して
希望の満ち溢れる未来を取り戻しました。

今では大好きな彼女も出来て自信を
取り戻し、本当に楽しい毎日を過ごしています^^

では僕はどうやってこの白髪コンプレックスを 解決できたのか。

その意外な方法はこちらのリンクで詳しく話しています。

⇓  ⇓  ⇓  ⇓
濱田の人生が変わるまでの軌跡

_______________________________________________________________________________

『僕のお気に入り白髪染めはこちら』

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です