白髪染めで緑や青に変色する危険が!?原因と対処法と誤魔化し方

それほど頻度は多くないのですが、白髪染めをした人の中で、いつの間にか髪色が変わって緑色や青色に染まったように見える場合があるそうです。詳しく調べてみたところ、意外に口コミが多いので、この際、一気に原因と対策について徹底的に調べてみました。

目次

口コミから始まった噂は本当?

話題は白髪染めでも白髪染めのトリートメントタイプに、こうした変色がよく起こるようで、ネットの口コミ、SNSで話題になったと言われています。白髪染めトリートメントは、洗髪後に一般的な普通のトリートメントに染料を配合されてある製品で、セルフ白髪染めでは、メンズでもよく売られているので、入手した方も多いでしょう。

そもそも、この白髪染めトリートメントには、黒色の染料自体が配合されてないのですが、その合成した染料の割合に関係して、とある”薬品”に影響されてしまうパターンがあるそうです。この染料については、後で詳しく説明しますが、そもそも白髪染めトリートメントには、どのような種類があるのでしょうか?

これは大きく分けて2つ種類があります。

・塩基性染料

絹とか動物の毛にはよく染まり、木綿のような植物性繊維に対しては染料を定着させる”媒染”という補助的な効果を発揮します。具体的な成分の名称は、オーラミン、マラカイトグリーン、メチレンブルーなどで、別名カチオン染料とも呼ばれます。実はこの染料は一部、観賞魚用の薬浴にも使われる一種の殺菌剤でもあり、細胞のある生き物なら、強く染まる性質があります。グリーンやブルーと名前にあるように、原液は真っ黒ですが、薄めると青や濃い黄色になるのが特徴です。弱酸性~アルカリ性で、他の薬品と化合して化学変化を起こしやすいのも特徴ですね。白髪染めでは昔から使われています。

・HC染料

染料は化学物質なので、本来は規制対象薬品となりますが、近年の規制緩和で市販の白髪染めに使われだしたのが、この染料です。毛髪内部に浸透しやすく、しかも水溶性で、一般的なシャンプーでも落としやすい特徴があります。そのため、染める力は弱い代わりに、洗い流せるので染料の濃度は初めから濃い場合もあります。最近売られているメンズ向けの白髪染めトリートメント成分にも、使われている場合があります。やっぱり新しい市販成分だからでしょうね。

こうしてみると、塩基性染料の方が変色しやすいのではないかと思いますが、実はどちらも弱酸性~アルカリ性という、やや人の肌の酸性度に近いので、繰り返しシャンプーでは、色落ちから変色したように見えてしまう可能性は、否定できませんね。

ちなみに僕がおススメしている白髪用ヘアカラートリートメントのルプルプヘアカラートリートメントも色落ちすると、変色する可能性があります。

ですが、僕は今まで使ってきて変色したことはありません。
一説には紫外線や使用期限が過ぎたトリートメントが原因と言われていることもあるので、用法用量をきちんと守って日光浴などの極端な紫外線に気を付けていれば大丈夫だと思います。

実際僕は外回りの仕事をしていますが、「髪が紫色に見えるよ」なんて言われたことはないですから安心してください。

パーマをかけると変色するという話

セルフの自宅で白髪染めトリートメントの後に、美容院で白髪染めやパーマをかけてもらって後日、何日か経つと髪が緑色になるという話があります。これもまた、化学的には納得できることなんですよね。

パーマ液の主成分の中には、チオグリコール酸という強い酸性成分を使うのですが、これを利用して髪を強い酸性に傾けて染料を浸透させ、後からアンモニアに近いアルカリ成分を浸透させて薬剤を中和し、髪染めが完了するわけです。この酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液を混ぜることを「中和する」といい、この過程で同時に白髪染めトリートメントの成分が、どちらかの成分に対して溶け出してしまい、染料が剥げるという現象が考えられるわけです。

一方、部分染めのリタッチ白髪染めの場合は、当然落ちにくい塩基性染料を使う場合なら、もともと髪の毛深くに染料が浸透しているので、パーマ液程度の短時間の薬剤同士の反応は鈍いとなるわけですね。

パーマをかけたら変色した場合の対処法

要は白髪染めの染料が溶け出して流れ出たのだから、もう一度白髪染めトリートメントで染め直せば良いわけです。そう考えると、パーマをかける前日には、むしろ積極的に白髪染めトリートメントで染めた髪を薄くして、出来る限り元の髪にしておくのが無難ではないでしょうか。パーマは薬剤成分が髪内部まで浸透して、結果的に薬剤に髪が染めるのと定着で2度さらされるわけですから、髪の健康を考えるなら、染めるのは最後の仕上げにとっておくべきでしょう。

ちょっと豆知識。染料に”黒”は存在しない

ちなみに案外知られてないのですが、染料とは元は天然の鉱物資源で、自然の化学物質です。昔から衣服を染めるのに使われている藍もまた、天然化学染料なんですね。インジゴカーミン、インジゴカルミンという立派な化学物質です。この染料には、最初から真っ黒の色は存在してません。

皆さんも美術の授業で色の三原色というのを習ったはずですよね?しかしながら、染料はこの三原色では思った色にならないのです。この三原色とは、化学物質よりも発色が半永久的に保つ”顔料”を基準としているためです。そのため、染料の黒は、炭、つまり炭素の黒と他の赤や青といった染料を加えて、定着成分で”黒っぽく見せている”に過ぎないのです。

実際、市販の安いTシャツのブラックをいくつか、明るい部屋でよくよく見ると、黒も一つではないことがわかります。炭素は繊維に定着しにくいので、染料の浸透力を利用して黒さを演出しているのです。当然、炭素は時期に染料がながされると同時に徐々に繊維からなくなるので、古着の黒Tシャツは、どこかくすんで見えるのはこのためです。

青っぽく変色したら赤系の髪染めでごまかせる

染料の開発過程では、炭素に赤か青の染料を混ぜることがよくあります。ちなみに書道の炭の色は赤っぽいものと青いものがあり、赤い方が日本人には黒く感じられるというデータがあります。有名なデザインマーカーの開発者が言ってるので、これは間違いありません。

実際、人の髪の毛も青くなっていくことはなく、大抵は赤毛や金髪など、白髪と黒髪以外は、赤系の色が多いのです。したがって、青や緑なら、赤を追加すれば、黒色に近づくという理屈になります。ただしこれは、白髪染めトリートメントを再度試してもダメだった場合に限ります。

光で染まるカラー剤には要注意

「感光性 ヘアクリーム 白髪隠し」というのが、アマゾンでも市販されています。これは要注意ですね。理由は成分に硝酸銀や硫酸銀という、銀イオンを利用した髪染めだからです。この成分は光が強く照射されると、成分自体が黒く”変化”するため、非常に手軽に髪を染めることが出来る反面、色素で染まってるのではなくて、成分が黒く変化しただけなので、これに他の化学物質を上から塗るとか、かけると、安全性に問題があります。これは厚労省でも注意喚起をしているところですので要注意ですね。価格も安く通販ですぐ手に入るのも気になるところです。

光で染まるカラー剤は、補修よりも完全に元の成分が髪から抜けきってから対策を考えるか、あるいは髪が生え変わるまで、ひたすら待つのがセオリーでしょう。

いっそのこと、染料を落としちゃえば?

緑や青く見える、変色した髪色ならば、完全に落とすなら染料を強制的に漂白すれば出来ることになります。つまりブリーチですね。元々酸性とアルカリの中間、弱酸性で染まっている状態が白髪染めトリートメントの効果なので、強アルカリで溶かして漂白してしまえば、少なくとも髪本来の”赤い色”になります。

ただ、これでは単に白髪から全体的に金髪に近いイメージチェンジにしているだけなので、そもそも老けて見えるから黒くしたいという希望はどうなのか?、という素朴な疑問は残りますね。だったら染めずに初めからブリーチで、という考え方もあるでしょう。いずれにせよ、白髪染めに対して他のカラーで髪を新たに染めると、髪全体の痛みが進んでしまうデメリットは考慮した方が良さそうです。

まとめ

今回の話題、白髪染めが変色して青色や緑色になるのは、結論としては「化学変化によるもの」と特定する事ができました。

・白髪染めトリートメントは、成分次第で変色する可能性もある

・変色したら、原則同じ白髪染めトリートメントで補修するのがベスト

・補修の最終手段は赤系の髪染めを試してみる

・リセットにブリーチはオススメできない

またこれも蛇足ですが、一般的に染料というのは、大変、紫外線に弱く、濃い色は特に紫外線や太陽光線の熱で変色しやすいものなのです。髪が伸び始めた根本から色が抜けているように見えていても、実は紫外線を照射され続けた髪染めのカラーは、徐々にまだらにムラが出始めます。それでも黒髪にこだわって白髪染めを続けるかは、大切な自分の髪をどう思うかにかかっているでしょう。


_______________________________________________________________________________

『若い男性の白髪って思っている以上に女性は気にしている』

新社会人になり激務からのストレス、栄養不足、睡眠不足などなど・・・
今の時代、若白髪の男性は意外に多いと思います。

でも実際に本気で白髪に悩んでいる人はどれだけいるのか。

「いやいや、男の白髪なんて周りはたいして気にしてないでしょw」

そんな風に思っていた時期が僕にもありました。

でも、女性はあなたが思っている以上に
男性の白髪を気にしています!

そのことをハッキリと噛みしめて
実感できたのは、
僕が白髪を理由にめっちゃ好きだった女性に
フラれたことがきっかけでした。

それ以来、失意のどん底に落ちて仕事や
友人関係もうまくいかなくなり、
「もうまともに生きていく事ができないのか」
と絶望していました。

それでもある意外な方法を使って僕は、
この憎々しい白髪と決別して
希望の満ち溢れる未来を取り戻しました。

今では大好きな彼女も出来て自信を
取り戻し、本当に楽しい毎日を過ごしています^^

では僕はどうやってこの白髪コンプレックスを 解決できたのか。

その意外な方法はこちらのリンクで詳しく話しています。

⇓  ⇓  ⇓  ⇓
濱田の人生が変わるまでの軌跡

_______________________________________________________________________________

『僕のお気に入り白髪染めはこちら』

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です