白髪染めで、退色してきた髪がただ白いだけでなくキラキラ光って目立つ。
白髪染めから2週間後には起こる”キラ浮き”を抑える方法とは?
白髪染めを使っている人なら、誰もが気になる問題だと思います。
今回は、白髪のキラ浮きが起こる仕組みから対処法までをまとめて解説します。
キラ浮きの対処法が分かれば、余計な染め直しが減るといったメリットが多いと思うので、ぜひ最後まで読み進めてください。
それではいってみましょう。
目次
理屈は同じ!白髪がキラキラと光る仕組みには2種類ある
結論から言うと、白髪だけキラキラ光るのは「乱反射」が原因です。
色の濃い髪と光の反射の仕方が異なるため、髪全体の中で白髪だけ違う光り方をする。
これが白髪のキラ浮きが発生する原因です。
ではなぜ、色の濃い髪と白髪で光の反射に違いが出るのか?
実はこの違いには、髪内部の色素が関係しています。
色が濃い髪では、髪に届いた光の大部分がメラニン色素や化学染料に吸収され、反射光として出ていきません。
だから、色素の多い髪には嫌なキラキラ感がない。
しかし、白髪はメラニン色素が抜け落ちているので、光の吸収が起きません。
それどころか、メラニン色素のあった場所がメラニンホールと呼ばれる空洞になっており、差し込んだ光が空洞内の空気を透過してメラニンホールの淵に当たります。
メラニンホールの淵が光を反射する角度は、辺の粗さのために一様ではなく、バラバラの方向に光が散乱します。
この「乱反射」と呼ばれる現象が、白髪特有のキラキラ感の正体です。
つまり、退色によってメラニンホールに空洞ができると、それ自体が乱反射によるキラキラ感の原因になるということ。
髪の退色を起こしたり、早めたりする原因としては、
①白髪を明るい色で染めた
②濃い色でも、白髪への沈着が不十分だった
③キューティクルの傷みが激しい
の3つが考えられます。
それに加え、
④髪表面のキューティクルに凹凸が出ている
もキラ光りの原因になります。
髪に届いた光の一部は、髪表層のキューティクルで反射されています。
艶のある髪がまっすぐな反射光を示すのは、キューティクルの層が揃っているからです。
逆にキューティクルの層が不揃いになったり、化学染料の残留で髪表面に凹凸が出たりすると、ここでも乱反射が起きて毛髪全体がキラキラ光って見えてしまうのです。
以上、髪のキラキラ感には、白髪内部の空洞と髪表面の凹凸という2つの原因から発生することをお伝えしました。
どちらも詳しく見ていけば、光がバラバラの方向に錯乱する「乱反射」が直接の原因になっており、まっすぐに光を返す健康的な髪とは光の返し方が違います。
特定の髪だけキラキラ目立つのは、こうした光の返し方の違いから生じる結果だということを押さえておきましょう。
白髪がキラキラ光るパターン4つと予防方法
白髪がキラキラと光を放つケースには、どのようなパターンがあるのか?
先に挙げた原因から掘り下げてみましょう。
①白髪を明るい色で染めた
白髪染めの色が明るいと、髪のキラキラ感が発生しやすくなります。
なぜならヘアカラーなどの明るい色は、髪の隙間を埋めるための色素が少ないからです。
色素の量が少ないと、メラニンホールの隅々まで色素を行き届かせることが難しく、染め残しや脱色が早いといった問題が発生しやすくなります。
この場合、2週間もたてばブラウンが退色して黄色っぽくなった髪がキラキラと目立ち始めるでしょう。
白髪を着実に染めるためにも、色素が多いレベル6以下の明るさを選びましょう。
レベル6以上の明るい色を希望する時は、ダブルカラーが候補に入ります。
②濃い色でも、白髪への沈着が不十分だった
濃い色を選んでも、すぐに退色してキラキラ感を放つことがあります。
このパターンは、白髪への着色が不十分だった可能性が高いです。
もともと白髪には、水分に馴染むメラニン色素がないので、黒髮のようなみずみずしさがありません。
そのため水を弾きやすく、泡タイプの白髪染めや放置時間が短い施術だと失敗する確率が上がるのです。
美容院でも使用されているクリームタイプの白髪染めを使い、必ず30分以上髪に馴染ませましょう。
そうすれば色素が白髪の芯まで行き届きやすくなり、キラキラ感の発生を抑えることに繋がります。
染める髪に長さや量がある場合は、特に白髪染めをたっぷり使うように心がけてください。
③キューティクルの傷みが激しい
髪に傷みがあることも、キラキラ感が発生する原因になります。
なぜならダメージによってキューティクルが開いてしまうと、色素が流出しやすくなるからです
キューティクルの傷みは、白髪染めのジアミンやパラベンに晒された回数に比例して進行するので、毎回の全体染めは避けましょう。
特に、注意したいのが毛先です。
髪は根元から毛先に向かって伸びていくので、毛先は白髪染めを受けた回数が最も多く、傷みが激しくなりがちです。
毛先への配慮ないと、毛先が色素を維持できなくなり、短期間に染色と脱色を繰り返す悪循環に陥りかねません。
毛先のキラキラ感が気になる人は、毛先のメンテナンスに優しく染めることのできるヘアマニキュアを使い、全体染めを減らす意識を持ちましょう。
④髪表面のキューティクルに凹凸が出ている
しっかり染まっていても、数日で髪全体にキラキラ感が出ることがあります。
これは、髪表面に凹凸があるせいで、光が乱反射を起こしていることが原因です。
髪表面に凹凸ができるきっかけとしては、キューティクルの乱れ、化学染料の残存が考えられます。
これらは髪全体に起こるものなので、白髪だけでなく、色のついた髮もキラキラ光って見えるでしょう。
キューティクルに乱れが生じる原因としては、洗浄力が強すぎる市販のシャンプーの使用、ドライヤーの熱、紫外線、過度のブラッシングによる物理的衝撃などが考えられます。
思いがけない行為が髪の傷みの原因になっているかもしれないので、適宜予防していきましょう。
化学染料の残留がある場合は、髪に人工的なゴワゴワ感が出ます。
この場合は、染料のアルカリ剤が髪に悪影響を及ぼす危険性があるので危険信号です。
本格的なアフターケアは、美容師に頼る以外ありません。
そう考えると、一番の予防策はセルフ染めを諦めて最初から美容師に頼むことでしょう。
白髪がキラキラしてきた時の対処法とは!?
これまで髪のキラキラ感が発生するパターンと予防方法を述べてきました。
それでも染めた髪がキラキラ光ってくることはあるでしょう。
そんな時にどのような対処法があるのか、確認しておきましょう。
まず、適切に問題にアプローチするために、キラキラ感の原因を特定します。
具体的には、キラキラ光っている髪が白髪だけなのか、髪全体なのかを調べましょう。
白髪だけ光っている場合は、白髪特有の乱反射が原因です。
これを解消するには、白髪のメラニンホールを色素で埋めるしかありません。
改善方法としては、自身が使っている白髪染めや美容院の白髪染めのタイプを見直します。
明るい色ではメラニンホール全体を埋められるだけの染料が含まれていないので、シングルカラーの時は必ずレベル6以下の濃い色を選びましょう。
また白髪は硬く水を弾きやすい性質があるので、使っている白髪染めが髪に留まりやすいクリームタイプであるかもチェックします。
十分量の色素が白髪のメラニンホールの空洞で留まれば、キラキラ感を解消したまま2ヶ月程度の色持ちが期待できるでしょう。
続いて、髪全体にキラキラ感がある場合は、まず髪を触ります。
この場合、ゴワゴワ感があるかと思いますが、人工的な触感がある場合は、化学染料が残留していることを示しています。
この状態を放置すると、染料のアルカリ剤によって髪全体の色落ちを引き起こす可能性があるので、早急な対処が必要です。
本格的なアフターケアは、専用の洗剤を持つ美容師に頼まなければまず無理です。
それでも、炭酸水を使った応急処置が存在するので、美容院に駆け込む前に実践しておきましょう。
これは化学染料のアルカリ性を、炭酸水の弱酸性で中和する方法です。
炭酸水で中和すれば、全体を除去することは無理でも、シャンプーで落ちる量を増やすくらいなら可能なのです。
具体的な方法としては、まず炭酸水のキャップを開けて7分程度置きます。
その間に、シャンプーの準備を終わらせ、時間になったら髪をお湯ですすぎます。
続いて、洗面器の上に顔を持ってきて、髪に用意した炭酸水をかけます。
すると洗面器に炭酸水が溜まるので、手ですくって何回も髪に馴染ませます。
髪全体によく馴染むように3〜5分程度繰り返した後、いつも通りシャンプーをします。
これで髪に付着している化学物質の量が減るので、髪全体のキラキラ感も緩和します。
また髪の触感が自然なゴワつきである場合は、キューティクルの傷みが原因です。
この場合、日常のダメージが減れば改善するので、日常のヘアケアを見直しましょう。 しっかりと染まった髪がキューティクルの健康を回復すれば、嫌なキラキラ感は消滅するでしょう。
まとめ
最後に白髪染めとキラキラについてまとめると、
①髪のキラキラ感は、光の乱反射が原因
②光が乱反射を起こす場所は、髪の内部と表面の2箇所がある
③乱反射の原因をなくせば、髪のキラキラ感は消える
となります。
キラキラ光って見える髪は、光の乱反射を起こしています。
つまり、乱反射の原因となるメラニンホールの空洞化もしくはキューティクルの凹凸化の問題を解決すれば、髪のキラキラ感はなくなるということです。
大抵のキラ浮きなら、本記事の内容で対応できると思うので、問題解決の参考にしてください。
それではこのへんで。
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『若い男性の白髪って思っている以上に女性は気にしている』
新社会人になり激務からのストレス、栄養不足、睡眠不足などなど・・・
今の時代、若白髪の男性は意外に多いと思います。
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では僕はどうやってこの白髪コンプレックスを 解決できたのか。
その意外な方法はこちらのリンクで詳しく話しています。
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濱田の人生が変わるまでの軌跡
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『僕のお気に入り白髪染めはこちら』
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