忖度無し!「メンズビゲン ワンプッシュ」の特徴と口コミを解説

30代を境に白髪が目立ち始めた人が、白髪染め選びに悩むことは本当に多いです。 最善の選択肢は美容室ですが、白髪を隠すために1回1万円はハイコスト。 そこで視野に入るのが市販のヘアカラーではないでしょうか。 中にはホーユーの「メンズビゲン ワンプッシュ」を検討されている人も多いと思います。

そこで当記事では、「メンズビゲン ワンプッシュ」をステマ無しで徹底解説。 有効成分と口コミについても分析、さらに実際にサンプル毛束で染めてみた感想も載せてみました。

「メンズビゲン ワンプッシュの特徴について知りたい」「商品のリスクや口コミまで把握したい」という方は、ぜひ最後まで読んでください。

メリット満載!「メンズビゲンワンプッシュ」の特徴5つ

ホーユーの「メンズビゲン」は、世界70ヶ国で親しまれるBigenブランドの商品です。

派生商品である「メンズビゲン ワンプッシュ」は、1994年のリリース以来、国内外の消費者から人気を集めてきました。

国内でも人気を不動のものとし、2017年~2020年の男性白髪ヘアカラー市場で売上1位を獲得。（株式会社インテージ調べ）

では、「メンズビゲン ワンプッシュ」に大きな需要が集まるのは何故なのか。

6つの特徴から人気の秘密に迫ってみましょう。

特徴①価格の安さ

「メンズビゲン ワンプッシュ」の強みは、そのコストパフォーマンスの高さにあります。

酸化染料を用いる「メンズビゲン ワンプッシュ」は、工場での大量製造が可能。 大企業のホーユーだからできる大量供給により低価格での流通が実現しています。 その安さにも関わらず、ユーザーの需要を満たせる品質であるため、根強い人気が絶えません。

特徴②色の多様性

「黒に見える範囲でなるべく明るく染めたい！」そんな悩みを抱える男性は少なくありません。 実はこの問題、複雑な色の調合を求められるため、プロの美容師でも至難の技。 ところが「メンズビゲン ワンプッシュ」は、化学的に調合された色のバランスにより6色が選択可能。


色のバリーエーションは、

・ライトブラウン

・ナチュラルブラウン

・ダークブラウン

・アッシュブラウン

・ナチュラルシャドウ ・ナチュラルブラック

の6色。

6段階の黒系統に分かれているため、細かなニーズの違いにも漏れなく対応できます。

特徴③染める力、色持ちの良さ

ノンジアミンの白髪染めだと、髪に優しい反面、染める力が弱く、染め直しのリスクが高くなります。

いくら髪に優しくても、染める回数が増えれば、頭皮の健康は損なわれます。

それに比べると、酸化染料を使用する「メンズビゲン ワンプッシュ」は、競合商品の中でも屈指の染色力。

髪に塗布してから5分の待ち時間で、髪に浸透した酸化染料がキューティクルから出られなくなるサイズまで重合（結びついて大きくなる）します。 そのため色素の定着が良く、使用後の色持ちの良さを実感できるでしょう。

特徴④手軽に使えて、使い置き可能

初心者でも簡単・安心の4ステップ。

「プッシュ→塗布→5分待機→流す」で手軽に白髪を染めることができます。

1剤と2剤のクリームが同時に出るため、混ぜる手間も必要なし。

さらに、必要な分だけ使用するプッシュ方式のため、残った分は次回に取り置き可能。 未使用品1本に、白髪染め2回分のクリームが含まれています。

特徴⑤豊富なトリートメント成分

酸化染料は髪のキューティクルを開くため、どうしても髪が傷みます。

しかし、髪に対するダメージは企業側で織り込み済み。

毛髪保護成分であるタウリン、テアニン、アスパラギン酸でコーディングすることで髪にかかる負担を軽減しつつ、潤い成分のセンブリエキス、海藻エキスで失われたみずみずしさを補給。 これにより、気になるダメージもしっかりケアしてくれます。

さらに、色落ちしてきた時の「嫌な赤み」も、4APE染料で白髪のベースにグレーを添加することで軽減。

ヘアカラー剤特有のツンとした臭いも、シトラスの微香で緩和します。 白髪染め特有の問題に先回りしてカバーする対応力は、27周年を迎える大手ブランドの商品ならではのもの。

以上のように「1,000円以下とは思えないコスパの高さ」が「メンズビゲン ワンプッシュ」の人気の秘訣といえます。

リスクヘッジ可能?「メンズビゲンワンプッシュ」の懸念点3つ

企業サイトやステマサイトばかり見ていると、商品のデメリットが見えてきません。 しかし格安商品の「メンズビゲン ワンプッシュ」には、値段相応のデメリットが存在します。

「メンズビゲン ワンプッシュ」の懸念点についても3つ確認しておきましょう。

懸念点①アレルギー反応の原因になる恐れ

特に注意したいのが、ジアミンによるアレルギー反応のリスクです。

酸化染料のジアミンでアレルギー反応が現れた場合、頭皮の発疹、赤み、かゆみ、かぶれ、腫れなどの症状が出ます。

とはいえ、免疫反応の傾向は万人共通ではありません。 例えば、卵の経口摂取でアレルギー反応が出る人もいれば、いくら食べても大丈夫な人もいます。

ジアミンも例外ではなく、ヘアカラーの使用によってアレルギー症状が出る人もいれば問題なく使用できる人も多いです。

そこで確認したいのが、日本皮膚科学会により2016年に改定された「ジャパニーズ スタンダードアレルゲン2015」。

この統計では、アレルギー性皮膚炎の原因物質について、日本人で最も陽性率の高い24種類の物質が公表されました。

この中で「パラフェニレンジアミン（ジアミン）」の陽性率は8.8%が示されています。（日本人被験者1,128名のうち99名が発症）

自分が8.8%の人間に含まれるかは、パッチテストの結果が出るまで分かりません。

また過去のテストで無症状でも、その時々の体調やジアミンの蓄積量により結果が変化することもあります。 確実にリスクを回避するためにも、染める48時間前のパッチテストは必ず毎回行いましょう。

懸念点②髪を傷める恐れがある

「メンズビゲン ワンプッシュ」には、豊富なトリートメント成分が配合されています。 しかし、この手の成分に、損傷したキューティクルを再生する能力はありません。 酸化染料の使用が繰り返されると、どうしてもキューティクルの損傷が進行してしまいます。

トリートメントだけでの対処には限界があるので、メンテナンスにノンジアミンの白髪染めを使うなど別の傷み対策が必要です。

懸念点③染める力が強すぎる

染色力の高さは「メンズビゲン ワンプッシュ」の魅力の1つです。 しかし、カラー剤が肌や衣服に付着することで、逆に問題に転じてしまうことがあります。

例えば、肌や衣服に付着することで、染料が毛穴や繊維の隅々にまで浸透し、「いくら洗っても落ちない」事例が報告されています。

予期せぬ着色の予防に効果的なのは、付属のケープの着用、および首、額、耳への油性クリーム（ニベアクリームなど）の使用です。

概ね良好!?「メンズビゲンワンプッシュ」の口コミを紹介

実際に商品を利用した人の口コミを確認しておきましょう。

良い口コミ①

「色々と白髪染めを試しましたが現状、この製品が最も黒くそまり長く色落ちしないと感じています。」

（出典 : Amazon.co.jp）

良い口コミ②

「リピート購入です。しっかり染まりますし、保存ができるので良い商品です。」

（出典 : Yahoo!ショッピング）

良い口コミ③


「いろいろ試しましたが、これにたどり着きました。髪に優しい高級品も試しましたが違いが実感で

きませんでした。値段と使い勝手を考えると、この商品が一番私に合っていると思います。」

（出典 : Yahoo!ショッピング）

どのサイトにも、「高級品より優れた仕上がりを実感できた」とするレビューが寄せられていました。 もしこれがステマ記事なら、一般ユーザーの低評価レビューで総合評価が下がっているはずです。 しかし、どのショッピングサイトでも総合評価は概ね☆4以上。 このことは、商品に対するユーザーの満足度が本当に高ことを示しています。 悪い口コミも見ていきましょう。

悪い口コミ①

「よく染まると２週間に１回程度利用していましたが、だんだんと抜け毛が多くなり頭頂部と左側頭部が薄くなってしまいました。」

（出典 : Amazon.co.jp）

悪い口コミ②

「頭の皮膚がめちゃくちゃ被れる　最悪　2度と使わない。ただでもいらない。」

（出典 : Amazon.co.jp）

悪い口コミ③

「（中略）ただし、色抜けがかなり早いように感じます。2週間後位から白髪が目立ち始めるので2月に3回位のペースで染めなければならないのが少し残念でした」

（出典 : Yahoo!ショッピング）

僅かながら「薄毛やかぶれが生じた」というレビューも見受けられました。

しかし、頻繁にカラー剤を使用すれば傷みが悪化することや、パッチテストで頭皮のかぶれを回避できることは、常識の範囲内の知識です。

その常識を守れないユーザーから☆1レビューが届いたからといって、商品の品質が低いことにはなりません。

色落ちが早い問題に関しては、当人の髪の傷みも関係します。

実際は「1ヶ月程度の色持ちを実感できた」とするレビューも多かったのですが、髪の傷みが気になる人に不向きな商品であることは事実でしょう。

実際にメンズビゲンを使ってみた

百聞は一見に如かず！


実際に「メンズビゲン　ワンプッシュ　ダークブラン」を使って
染まり具合を確認してみました。


ただ、さすがに市販の白髪染めがどれだけ危険かは
重々承知しているので、自分の髪で試すのは勘弁してください＾＾；


ということで、今回もこの毛束君に活躍してもらいました。

ちなみにワンプッシュの中身はこんな感じ。

・ワンプッシュ本体
・髪につける用のブラシ
・使用説明書
・洗浄用スポイト
・ビニール手袋（使用説明書の中に挟んでありました）

それじゃあ汚れが落ちないように新聞紙をひいてから
早速塗ってみましょう！

2つの薬を混ぜるタイプかと思ったら、
最初からワンプッシュで2つの薬が出てくる
親切仕様になってました。


ただ、匂いはちょっと鼻につく
シトラスの香りでしたね。


苦手な人は苦手かもしれないので注意です。

べっとりと毛束に塗り付けて・・・

使用説明書通り5分放置した段階で
この色具合。

白髪染めの定番だけあってしっかりと染まってますね。

それから、しっかりとすすいだ後シャンプーを2回。

この段階ではちょっと洗い流した水に
色がついていました。

シャンプー後も色はしっかりとついていたんですが、
明らかに手触りがゴワゴワしているのを指で感じ取れて
ヤバイなと思っちゃいました。

これ絶対くし通らないやつだろって思えるほどに・・・

それからコンディショナーを1回つけてから
乾かして終了です。

すべての工程が終わった後はこんな感じでした。

それでもほとんど色落ちはしてないですね。

完全に乾いた後はだいたい市販のイメージ
通りの色になっていました。

「メンズビゲン　ワンプッシュ」の感想としては、
確かにしっかりと着色していて色もイメージ通りのものになっていました。


放置時間も短くて、値段もお手頃。


だけど、やっぱりシャンプーした時の手に残る
ゴワゴワ感が気になりました。


多分これを自分の髪で使っていたら、
ゴワゴワした触感も「俺の髪ってこんなもんだったかな」
で気付かずにスルーしていたと思います。


今回毛束を使ってみて正解でしたね。

まとめ

最後に、「メンズビゲン ワンプッシュ」についてまとめると、

①コスパの高さが売りで、過去に売上No.1を記録した

②アレルギー反応等のリスクもあるし、髪へのダメージも大きい

③総合評価は概ね☆4以上

となります。

実際僕自身も昔使っていた商品なので、染色力は本物なのは保証します。ただ、その強すぎる染色力のせいで床や洗面台についた色が落ちなくて苦労したのも事実です。多少のリスクに目をつむって、確かな染色力に頼るか、それとも髪へのダメージなどを考慮して別の方法を探すか、選ぶのはあなた次第です。今回の調査が少しでもあなたの役に立てたなら幸いです。

『僕のお気に入り白髪染めはこちら』