白髪の原因はコーヒー？飲み過ぎると白髪になりやすいって本当？

コーヒー一杯から始まる朝。何気ない毎日の習慣。　そして仕事中の休憩にもコーヒーの香りに癒され、仕事中の眠気やイライラを解消させてくれる。コーヒーとはそんな存在ですよね。

でも気が付くと、仕事中、特に飲みたいわけでもないけどついついコーヒーを飲んでしまっていることありませんか？　カフェイン依存症？　この何気ない毎日の行動があなたの白髪を増やしている原因かもしれません。　

このまま多量にコーヒーの摂取を続けると、近い未来真っ白に？なんて考えると怖くなりませんか？　そして、白髪だけでなく、身体もボロボロになんてことに…

あまりにも身近にあるコーヒーが原因ってすごく心配になりますよね。

コーヒーと白髪の関係を知ることで、大好きなコーヒーを飲んでも白髪になりにくい方法をお教えします。

なぜコーヒーを飲みすぎると白髪になりやすいの？

コーヒーの飲み過ぎが白髪になるのはなぜでしょうか？

その原因として考えられるのは

①過酸化水素を蓄積させるから

➁不眠を引き起こすから

③血管の収縮を招くから

④栄養の摂取がうまくできなくなるから

⑤飽和脂肪酸がふえるから

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　などが考えられます。

　コーヒーから発生する過酸化水素とコーヒーに入っているカフェインの影響が大きな要因となります。

コーヒーの過酸化水素による白髪への影響は？

白髪の原因の一つに活性酸素の発生が挙げられます。その活性酸素の発生に関与しているのがコーヒーです。コーヒーは活性酸素の一つである過酸化水素を蓄積させる効果があります。　過酸化水素って言われてもすぐにイメージつかない方も多くいるかと思います。

　日常生活で身近にある過酸化水素ってどのようなものかといいますと、漂白剤、殺菌剤、消毒剤などによく使われています。

　過酸化水素は通常であれば、体内ある程度あっても、「カタクラーゼ」などの酵素によって分解され、尿となって体外へ排出されてしまいますが、この分解度酵素の生成がうまくされなくなってしまったりすると、過酸化水素が分解されずに身体に蓄積され、身体に悪さをするようになるのが原因と考えられています。また、メラニン色素をつくる助けをするチロシナーゼの働きを過酸化水素が妨げ、働かなくなってしまうことも要因として考えられています。

コーヒーには過酸化水素が入っているの？

　コーヒーの原料となる木から取れたばかりのコーヒー豆には過酸化水素の成分は検出されることはありません。しかし、コーヒー豆を焙煎すると過酸化水素が検出されるようになります。豆を挽いて粉の状態にしたものからも同様に過酸化水素が検出されるようになります。生の豆から焙煎、焙煎から豆を挽いてコーヒーを抽出という順序を経ていくにつれて、過酸化水素の検出料が多くなることがわかっています。

　ですので、コーヒーを飲めば飲むほど過酸化水素を体にため込むことになります。

過酸化水素を自然発生させる飲み物はコーヒーだけなの？

コーヒー以外にも過酸化水素を発生させる飲み物としてどのようなものがあるのでしょうか。紅茶やウーロン茶が挙げられます。一般的にはコーヒーが一番過酸化水素を発生しやすいと言われていますが、保存方法や抽出方法などによって、発生量が変わってきますので、コーヒーじゃなければ大丈夫というわけでもないようです。

　ここまで過酸化水素の悪影響に関してお伝えしましたが、過酸化水素自体は強い殺菌力を持ち細菌やウイルスから身体を守ってくれます。

ですので、適量であれば身体にとって強い味方となります。

コーヒー摂取による不眠の影響とは

眠気覚ましにコーヒーを1杯　よくある光景ですよね。コーヒーの目覚め効果はとても一般的で皆さんご存じかと思います。　この目覚めの効果はコーヒーに多く含まれているカフェインの興奮作用によるものです。交感神経を刺激し血中のアドレナリンが上昇することで、血糖値や血圧、脈拍が上昇し不眠症になります。

　また、カフェインは神経を鎮静させる「アデノシン」の働きを抑制するといわれております。アデノシンが抑制されることで、浅い眠りとなり、寝ていても深い眠りを取ることができず不眠症傾向になります。

　不眠により抗酸化力が低下し白髪が増えてしまう原因を作ってしまします。

ですので、寝る前のコーヒーの摂取は控えるように心がけましょう。カフェインはコーヒーだけでなく緑茶や紅茶などにも含まれているので、注意しましょう。

カフェインの影響は不眠だけではありません。ほかにどんな影響を与えるのか見ていきましょう。

カフェインの過剰摂取は白髪を増やすだけでなく心筋梗塞のリスクもある？

 カフェインには神経を興奮させる作用があると前述しましたが、神経を興奮させるだけでなく交換神経が興奮することにより、血管を収縮させる作用があります。

　コーヒーを摂取して1時間ほどでカフェインが体内に吸収され、血中カフェイン濃度が高くなりその間血管が収縮された状態になります。血管濃度が下がるまでに時間がかなりかかります。また血管濃度が下がれば、その反動で血管が拡張されます。
　血管が収縮されることにより、毛根に十分な栄養が届きにくくなることになり、白髪の原因となります。　白髪の原因となるだけではなく、心筋梗塞のリスクも高まりますので、

ついつい飲んでしまうコーヒーの過剰摂取は気を付けたほうがいいということが言えます。

コーヒーを飲み過ぎると：https://youtu.be/-WrQ4WfSAvE

コーヒーの飲み過ぎでどうして栄養のバランスが崩れるの？

カフェインは満腹中枢を刺激することがわかっています。ですので、仕事で忙しく、コーヒーを飲むことで、空腹を満たしていると、十分な栄養を取ることができず、頭皮へ十分な栄養を送ることができず、色素細胞を作るために必要な栄養素を不足し徐々に白髪が増えているなんてことがあります。

　それ以外にもたんぱく質や、ミネラル、ビタミンなど健康な髪を作るのに必要な栄養素が不足し、白髪だけでなく抜け毛がなんてことも心配になってしまうことがありますので、コーヒーだけでおなかを満たすのではなく、きちんと栄養バランスの取れた食事をすることを心がけましょう。

ブラックコーヒーでも脂肪分があるの？

ミルクを入れてコーヒーを飲めば脂肪分を摂取してしまうことは想像つくのではないでしょうか。　実は意外としられていないのですが、ブラックコーヒーでも脂肪分を摂取しています。　焙煎された豆には脂質が14.5％～20％も含まれています。この事実かなりおどろきますよね。脂質の主な成分としてはトリグリセリドという中性脂肪になります。

このトリグリセリドにくっついている脂肪酸がリノール酸やオレイン酸で、トランス脂肪酸という種類になります。このトランス脂肪酸は動脈硬化や心筋梗塞、悪玉コレステロールを増やしたり、アレルギー症状を引き起こしたりすることがわかっています。

血管壁が厚くなったり、血管の損傷が起こることになり、血管が老化しメラノサイト細胞がダメージを受けて白髪が増える要因となっています。

また、コーヒー砂糖やミルクを入れて飲んでいるのであれば、なおさら糖分や脂質がさらに増えます。そして、一緒におやつこれはもう負の連鎖となってしまいますので、注意が必要です。

そしてブラックコーヒーでも油断大敵です。脂肪分が入っていることを意識して摂取してください。

コーヒーは飲まないほうがいいの？

こんなに悪影響を及ぼすことばかり、結局コーヒーは飲まないほうがいいの？

そんなことはありません。適量であれば問題ありません。

　コーヒーにはリラックスさせる効果もあります。仕事でストレスがたまり、気分転換の1杯。この悪影響を気にして飲まなかったら、ストレスがたまり、血行が悪くなり頭皮に血流が十分にいかず、白髪の要因になります。

　コーヒーに含まれるクロロゲン酸はダイエット効果があったり、ポリフェノールには老化防止の効果もあります。ですので、コーヒーを飲んではいけないのではなく、あくまでも摂取する量に気を付けてください。

　コーヒーの効果　：https://youtu.be/9OabHljZO0A

目安としては一日に３杯前後ぐらいがいいと言われています。好きなものを適量楽しく飲むことで、リラックス効果が得られ、ストレスがなくなり、活力が出ます。

　もしこの機会にコーヒーをやめて緑茶や紅茶に置き換えたとしても、脂質の心配などはなくなりますが、やはりカフェインや過酸化水素の作用はありますので、過剰摂取には注意が必要です。

まとめ

　白髪とコーヒーの関係性についてまとめると

コーヒーを過剰摂取することで５つの側面から影響を与え白髪を増やすことがわかります。

①過酸化水素を蓄積させ、これによりメラニン色素を作る妨げになります。

➁不眠を引き起こし眠れないことによるストレス増大となります。

③血管の収縮を招き、血液の循環が悪くなり、頭皮へ栄養が十分にいかなくなります。

④栄養の摂取がうまくできなくなり、髪を作る栄養を不十分になります。

⑤飽和脂肪酸がふえ、血管が老化しメラノサイト細胞が抑制されます。

　コーヒーは悪い作用だけではなく身体に良い作用ももたらせてくれます。ですので、

摂取量を１日３杯までと決めて、コーヒーのいい影響だけを受けながら、コーヒーライフを楽しんでください。

『僕のお気に入り白髪染めはこちら』