金髪と白髪は相性がいい!?金髪を白髪に染める意外なメリットとは

「白髪を黒以外の色で染めてみたい」と思っていませんか？

そう考えた時に、候補の筆頭に挙がるのが金髪です。

それでは、金髪は白髪と相性の良い選択肢でしょうか？

黒染めに疑問を感じている人には気になる問題だと思います。

そこで今回は、白髪と金髪の相性について踏まえつつ、白髪を金髪に染めるメリットから適性のある人の特徴、金髪に染める方法、芸能人の実例までを徹底解説しました。

この記事を読めば、「本当に白髪を金髪に染めて大丈夫？」という悩みの解決に役立つと思うので、ぜひ最後まで読んでください。

それではいってみましょう。

白髪と金髪は相性がいい!アノ人たちも実践中?

結論から言うと、白髪と金髪は相性が良いので、白髪を染める際にオススメの髪色です。

「相性がいい」と言い切れる理由は、金髪に染めることで生じるメリットが多いからです。

有名芸能人でも、松本人志やビートたけしなど、毎回金髪に染める人は珍しくありません。

それくらいメリットが多く、白髪と相性が良いのが金髪という髪色の特徴なのです。

白髪を金髪に染めるメリットは多い

白髪を金髪に染めるメリットは、「白髪を隠せる」ことが一番大きいです。

白髪の目立ちやすさは、ベースの髪色との明度差で決まります。

明るい金髪の場合、白髪との明度差が少なく同系色に馴染むため、顕著な違いとは認識されません。

欧米圏で「白髪を染めないグレイヘア」が人気を博するのは、欧米圏に生まれつき金髪の人が多いからです。

元の金髪と生えてきた白髪との間に明度差が少ないため、白髪混じりの頭でも、大きな違和感は生じません。

一方、生まれつき黒髪の日本人はそうもいきません。

「黒髪と白髪」のような明度差の大きい髪色が入り混じると、非常によく目立ちます。

日本人の傾向として、根元から伸びてくる白髪を気にしてメンテナンスを欠かさない人が多いです。

これも、元の黒髪と白髪とのコントラストが大きく、わずかな白髪でも目についてしまうことが原因です。

「黒染めから2週間後には生え際の白髪が気になり、メンテナンスが大変」といった悩みは、天然の黒髪を持つアジア人ならではのものでしょう。

しかし日本人でも、ブロンドのような明るい金髪に染めることで、白髪の存在感を下げることは可能です。

別の言い方をするなら、多くの人にとって悩みの種である「根元のメンテナンス」も、金髪に染めることで必要性を限りなく減らすことができます。

「2週間に1回」といった高頻度のメンテナンスから解放されれば、髪や頭皮へのダメージが軽減し、傷みや薄毛といったトラブルも少なくなります。

さらにメンテナンスのコストが減るため「お金の節約」にも繋がり、白髪ストレスから解放されることで精神的な充足感も得やすくなるでしょう。

当然、しばらくすると生え際の黒髪が伸びて目立ち始めますが、黒染めの時に比べると心理的な負担は少ないはずです。

なぜなら、黒髪は健康的な髪質であることを表すので、不快感を持たれる原因にはなりにくいからです。

それでいて白髪は隠れてくれるので、黒染めの時のような過剰なメンテナンスの心配もありません。

このように、白髪に対して多くのメリットを持つ金髪は、白髪と相性の良い髪色だといえます。

金髪自体にも、「若々しい」「オシャレ」といった印象を持たれやすい、様々な明るい色にチャレンジできるといった見た目上のメリットが多いため、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

こんな人にオススメ!白髪を金髪に染める適性が高い人の特徴3つ

「白髪を金髪に染めるメリットは多い！」と言われても戸惑う人も多いはず。

なぜなら、黒髪から金髪への移行は変化が大きいからです。

当然、日常に与える変化も大きなものになるでしょう。

ここでは、金髪に染めることに適性のある人の特徴を紹介します。

自分の適性を見極める材料にしてください。

①金髪のメリットに魅力を感じる人

白髪を金髪に染めるメリットに魅力を感じられるかは、行動に移す際の第一関門です。

髪の傷みや価格等のリスクと天秤にかけて、メリットの方が重いと感じるなら、検討する価値があるといえます。

②金髪が似合う人

実際に染める前に、自分の顔が金髪に似合うかチェックしておきましょう。

そうでないと、期待はずれの仕上がりに後悔することになるかもしれません。

一般的には、金髪に似合う顔の特徴は、

・肌が白い

・彫りが深い

の2つだと言われています。

この特徴に近い顔つきなら金髪との相性も良く、白髪を隠せるメリットと合わせて二重の効果を実感できるでしょう。

③明るく染めても環境的に支障がない人

金髪に対して、「チャラそう」「目立ちたがり」といった悪い印象を持つ人は多いです。

所属する社会環境によっては立場が危うくなるため、染める前に職場の就業ルールや学校の校則を確認しておく必要があります。

金髪が自分の環境に及ぼす影響を織り込みつつ、計画的に決定しましょう。

自宅でも可能?白髪を金髪に染める方法とは

「白髪を金髪に染めるメリットや適性については理解できた」

となると、次に知りたいのは、白髪を金髪に染める方法ではないでしょうか。

まず確認すべき点として、白黒混じりの髪を金髪に染めるには絶対にブリーチが欠かせません。

「髪をコーディングするヘアマニキュアでも金髪に染まるのでは？」と考える人もいるかもしれませんが、元の髪色と重なり黒髪の方が強く発色するため不可能です。

では「ブリーチが必須」となった時に、セルフブリーチを検討する人が多いと思います。

なぜなら、美容院でのブリーチが総額1.5万〜3万円かかるのに対し、セルフブリーチなら総額2,000円とコストを1/10程度に抑えられるからです。

しかし、通常は美容室で見てもらうのと理解してください。

素人のセルフブリーチは高確率で失敗する上、失敗した時のリスクが甚大です。

ダブルカラー（ブリーチ＋染髪）が白髪染めのような一回きりの施術ならよいでしょう。

しかし明るい金髪の場合、ブリーチを2~3回繰り返した後、希望する色のカラー剤を添加しなければなりません。

このときブリーチでもカラーリングでも、髪の状態差を計算しながら塗り分ける必要があります。

これがうまくいかないと、染まり具合の異なる色ムラが発生し、完成後の見栄えが悪くなってしまいます。

また必要以上に髪や頭皮を傷めた場合、髪のちぎれや薄毛の原因になる恐れもあります。

1つ1つの工程がプロの美容師でも経験を要する内容なので、それらを複数組み合わせるブリーチは、カラーリングの中でも難しい施術に該当します。

染める髪が完全な黒髪の場合、総額3万円程度と高額ですが（ブリーチ3回＋カラーリング＋ケアの場合）、リスク回避のためには支払う価値のある金額です。

どうしても「セルフブリーチに挑戦したい」という方は、本番に入る前に必ず「練習用ウィッグ」で経験を積みましょう。

そうでないと、ぶっつけ本番の大失敗で髪が台無しになり、美容院での施術よりも高いコストを支払う事態に陥りかねません。

必ず説明書を読み込み、用法・用量を守って使用するよう注意してください。

白髪を金髪に染めている芸能人5選

最後に、実際に白髪を金髪に染めている芸能人を5名確認します。

・松本人志（ダウンタウン）

松本人志さんは、「ダウンタウン」のボケを担当するお笑い芸人です。

1963年生まれの方なので、元の髪はほぼ100％白髪だと思われます。

2014年末に金髪に染めた直後のあるテレビ番組では、「白髪隠しですよ。グレーにしたんだけど、すぐ落ちんのね～」と金髪に染めた理由を明らかにしています。

・北野武（ビートたけし）

北野武さんは、1947年生まれのお笑いタレント、俳優です。

2004年に映画「座頭市」の役作りのため金髪に染色。

それ以来、金髪が気に入ったらしく、現在に至るまで明るい金系統の色を保っています。

・芳賀隆之（所ジョージ）

所ジョージさんは、1956年生まれのお笑いタレントです。

40代半ばで薄毛に悩まされ、「髪が無くなる前に試そう」という思いで金髪に挑戦。

大物芸能人ゆえ2週間に1回のメンテナンスは必須らしいですが、「意外とハゲない」と本人も驚きのようです。

・小堺一機

小堺一機さんは1956年生まれのお笑いタレントです。

2004年に首の癌治療に専念して以来、金髪がトレードマークに。

2017年頃からは白髪を染めることも止めて、グレイヘアを実践しています。

・金子和令（カズレーザー）

カズレーザーさんは、1984年生まれのお笑いタレントです。

まだ年齢的にも30代なので、髪の50％以上は黒髪が残っているのではないでしょうか。

実際に画像を確認しても、根元の黒髪が目立つことが確認されます。

30代半ばにもなると白髪が増えてくるでしょうが、金髪に隠れて全く気になりません。

むしろ黒髪だけが浮かび上がり独自性の演出に一役買っていることが分かります。

まとめ

最後に、金髪と白髪の相性についてまとめると、

①金髪と白髪は相性がいい

②白髪を金髪に染めるメリットは、「白髪隠し」が大きい

③金髪に染めるべきかは、適性により異なる

④セルフブリーチは安いが危険性が高い

となります。

最後に確認した芸能人の根元は白髪が全く気にならない状態でしたが、これは撮影前の染め直しも関係しているでしょう。

しかし一般人なら、3cm程度の白髪の伸びは無視できます。

髪は1ヶ月に1.2cm~1.5cmほど伸びるので、メンテナンスの頻度も1回/2ヶ月程度に減らすことができます。

実際に金髪に染めるかは社会環境やリスク評価にもよりますが、人生で1度は金髪にチャレンジしてみてもよいのではないでしょうか。

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