白髪の似合う服装は男性とって超重要!着こなしのコツとテクニック

髪の毛が白髪だと、男性でもオシャレにちょっと気が引けて、ついつい「私には似合う服はないんじゃないか?」とか、「どうせ老けて見えるからいいや・・」とあきらめてしまうかもしれません。でもちょっと立ち止まって考えてみてください。白髪は、男性のオシャレの一部でもあるんです。

白髪を上手にオシャレに見せるためには?

いわずもがな、髪は男性にとってもファッションの一部と考えましょう。特に顔は誰でも最初の第一印象となりますから、とても髪は重要なアクセントになります。確かに黒髪は色として引き締まるので、服装はどんな色でも合わせやすいのですが、加齢によって老けて見えてしまうのは、何も髪の色だけではありません。

最近では男性もスキンケアやメイクをする時代、清潔感や”大人の男”らしい魅力の演出には、必ずしもすべての男性がアンチエンジングで若返る事が全てではないのです。やはり、今の時代、ナチュラル感があって、かつシンプルでオシャレなのは、男性の魅力の一つでは無いでしょうか?

手持ちの服を効果的に着こなす

ファッションを上手に日常的に楽しめる人は、数少ないアイテムを最大限に活用している部分が大きいです。一つ一つの身につけるアイテムのブランドよりも大事なのは、安いものでも大切に保存し、キレイにお手入れをして使いこなすことですね。マフラーやストールでも、いろんなコーディネートがあるように、ジャケットも前を閉じるか、開けるか、ベルトを見せるか隠すかによって、男性の服装も様々な表情を見せます。

また、男女問わずファッションにはルールがあるものです。それは3つのポイントを抑えることです。

1.足し算ではなく引き算のコーディネート

シンプルなジャケットやカーディガンに、ブレスレットや指輪、派手なゴールドやギラギラのシルバーの時計など、これみよがしにたくさんの小物を身につけるのは、大人のファッションとは呼べません。出来るだけアイテムを少なくし、トップスなら柄をよく見せる、ボトムなら、きちんと折り目や表情を見せるなど、「服の魅力」を最大限に引き出すことが重要です。

2.カラーは合計3色まで

上から下まで真っ赤とか、ジャケットだけ蛍光色で、他は地味色などはNGです。特に男性にありがちなのが、年齢を誤魔化そうと原色の派手なカラーを取り入れてしまうことです。確かにスポーツウェアなど、デザイン上、派手な配色のものは多いのですが、こうした発色の強いカラーは、かえって加齢による肌の衰えを強調してしまうものです。また、同系色で暗めの色を上下で微妙に変えるのも、自分で思う以上に見た目に変化はないので注意ですね。

上着に暗めのカラーを着るなら、ボトムは同じ色味でもより強いコントラストにするとか、柄の強いシャツを着るなら、他は本当にシンプルなデザインで統一感を演出するなど、くっきり、はっきりした上下の違いがあることで、ファッションとしてイキイキとして見えます。

3.すべてが新品よりも、”こなれた感”を演出する

例えばいつも、かかとが磨り減ってない、ピカピカ新品の靴を履いていると、確かに気持ちは良いものです。あまりに形が崩れてしまったスタイルは、やっぱり生活臭が強すぎるというものかもしれません。特に白髪の男性の場合、髪が白いならせめて服や靴だけでも新調したい気持ちにはなるものです。

しかし本当の”大人の着こなし”とは、その服や靴をよく使いこなして愛着があるということでもあります。靴であれば多少すり減っていても、きちんとケアしてあれば、それはとても大切に愛用してい1品となります。つまり”風合い”も大事なんです。革ジャンも、使いこなしてシワや色落ちをした方が格好良く見えるように、いつまでもおろしたてばかりを見せるだけでは、大人っぽくは見えません。

お手入れの行き届いた、愛着ある服装というのは、男性らしさを演出することでもあります。

白髪が知的に見える服装とは?

やっぱり上下いずれかを単色にして、モノクロトーンでまとめるのが、大人の男性、白髪のある男性が似合う服装でしょう。しかしながら、白黒の組み合わせはありきたりで、案外男性では見慣れた格好です。そこで、ちょっと工夫で、色というよりコントラスト（明暗）の違いで魅せるファッションを心がけると良いです。特に白髪のある男性にはモノトーンで統一感があるとキレイに見えるものです。

白髪で服がグレースタイルだと、どうしても顔がぼやけてしまうため、トップスに何か強いコントラストが欲しいものです。ここで、帽子などのアイテムに頼るのは、アイテムを増やす”足し算ファッション”です。それよりも、「白髪」、「顔」、「首」と胴体を一体として考え、どれでも良いので、モノトーンを基調にポイントに小さなカラー、あるいはビンテージ色をトップスに持ってくると上手にまとまります。

・白地に黒の細い縦ストライプのシャツ

・ビンテージの古い革ジャン

・薄いタートルネックのインナー

・焦げ茶や濃い藍色のジャケット

・マットな質感の黒のジャケット

シャツが白、トップスなどはビンテージ感を演出できると、年齢に相応しい

”枯れた風合い”でかえって大人っぽさを際立たせる事ができます。

・サイズを合わせたストレートジーンズのインディゴブルー

・タックの入ったブラックストレートのスラックス

・スキニーに近いカーゴパンツ

・ライトブルーのライトダメージ・ジーンズ

ボトムスの基本は、「ストレートであること」、「先細りのスキニーではないこと」、「くるぶしをきちんと隠すこと」です。若さをアピールしようと、七分丈のズボンや、スキニーでピタピタの細いボトムでは、むしろ体型のデメリットが目立ってしまいます。白髪の男性は、ただでさえ老けて見られるイメージが強いので、顔以外の肌の露出は控え、下半身はストンとストレート、”棒”のようにスラリと伸びた足の方が見た目にも美しいのです。

また選んだ中にスキニータイプのカーゴパンツや、ライトカラーのダメージジーンズがりますよね。これは、上下でシンプル過ぎるのもやっぱりファッションとして遊び心に欠け、バリエーションや着回しに変化がなくなるためです。しかしながら、サイズはジャストフィットが一番、特にカーゴパンツは履いて生地が余り、シワが大きく出てしまうと、それだけでスタイルが崩れます。白髪の髪は変化がある色味なので、余計なシワを必要以上に服に加える必要はありません。それではだらしなくなってしまうのです。

白髪の男性にしてほしいファッションアイテム

・効果的なセンスの良いストール

・華奢なサングラス

ストールは薄手で、色のない黒や紺、焦げ茶などで、素材はあまり長くないものが良いでしょう。春から初夏にかけて、また初秋で取り入れることが出来、巻き方も色々調べて上手に合わせると良いですね。時計も含めたアクセサリーばかりに関心が行きがちですが、ふんわりオシャレにストールを巻いた白髪の男性は、欧州風で非常にオシャレ上級者でしょう。

サングラスは男性なら一つは持っているかもしれません。中でもフレームが細く、形はスタンダードなものは、サングラス特有の威圧感を弱めてくれます。あまり眼光鋭い細長いレンズでは無く、スクエアのものなら白髪の男性でも似合うでしょう。サングラスは、眉がフレームから離れているように見えると、ちょっとトボケて見えるものです。その場合はレンズのカラーを若干薄い色ものにして、瞳がうっすら見える程度に隠すと似合うようになります。

それと、服に合わせるアクセサリーは、服に対して2個以上は身に着けないことが重要なポイントです。あくまでもルールは「ファッションは引き算」です。

男性芸能人を真似ないこと!

イケメン男優のブランド服がオシャレだからといって、それを着ても自分の印象は大きく変わることはありません。確かに同じブランドを身につけると満足するものですが、似合うかどうかは全く別の話です。それに芸能人は私服に見えても、テレビやメディアに出演するときは、必ず専属のスタリストがついています。つまりどれもプロの見立て、プロのコーディネートなのです。どんな服でも、ぴったりなサイズ感と、自分の体型にジャストフィットな服が、最も似合う服なのです。白髪、体型、年齢、すべてにジャストフィット、更に自分のライフスタイルにピッタリな似合う服こそ、おしゃれな男性のスタイルです。

まとめ

・服の種類は上下で数種類程度、着こなしに上手くなること

・白髪男性の服装の配色は3色まで

・カラーよりもコントラスト（明暗）を重視

・足ばかり細く見せない

・アクセサリーはシンプルで1個～2個

最近ではメンズでもスキニー、細いボトムを履く人が目立っています。しかし、体型は全体のバランスで考えるものなので、あまりに細いものは、上半身とアンバランスになることも多いです。白髪男性の似合う服、それは究極のシンプルさ、大人らしい控えめなアピールができてこそ本当のオシャレになるのです。

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