足の長い男はホントにモテるの?詳しく調べたらこんな意外な結果が!

男性の悩みで、「体型」というのは大きなウェイトを占めていることは周知の事実ですが、足の長さは、多くの男性ではスタイル評価のポイントになっていますよね。”足が長い方がモテる”とか、芸能人でも下半身については気にしているようです。今回は実態調査を通じて、本当に足の長い男性はモテるのか、また短足ならどうしたらカバーできるか、検証してみたいと思います。

足が長い男性は本当にモテる?アンケート結果は?

いろいろな巷のアンケート結果を見ると、調査数によって結果は異なりますが、おおむね、異性相手の外見に関する意識調査では、「顔」と「体型」は必ず上位に食い込んでます。しかしながら、全体的に多くても4,000人程度の調査なので、その数値をここで紹介しても、あまり参考にはならないといえます。

体型については、「服装」と「清潔感」をあわせた意味で、まず痩せていることが条件なのは全体的にいえることです。では、痩せている男性なら、”足の長さは関係ないのか?”という疑問では、足の長さは”生まれつきでどうしようもないので”という理由で、アンケート結果には反映しづらいようです。

そうはいっても、女性向けのアンケートの1位～5位までは、「頼りがいがある」、「礼儀正しい」についで、「外見」に関する回答が複数見られ、どうも巷の民間アンケートでは、外見に関する質問は、差別として認めているのか、質問自体が”性格”や”態度”などに限られているようですね。

足が短い男性に対する女性の意見

これもまたリサーチが難しいテーマの一つで、いくら調べても相談系のサイトの回答と質問の投稿以外に参考になる詳しいデータはネットには存在していません。ただ気になる意見では、「自分も決して自慢できる体型じゃないので、男性に言うのもどうかと・・・」というものですね。

強いて言うなら、足が短い男性に対しては、”敢えて口にするほど気にしてはいない”というのが総合的な結論と言っていいと思います。実際、女性は顔ほど男性の下半身には、あまり興味はないようです。

ちなみに話は少しそれますが、イギリスの国立大学（王立大学）であるウエストミンスター大学の研究を、同じくイギリスの”大衆メディア”として有名なDaily Mailが、「男性は足の短い女性を好む率が高い」というのを公表しています。1,000人以上の男性と女性が、身長に比べて脚の割合がそれぞれ異なる女性を示して、その結果をまとめたものでした。

アンケートの目的は「男性がどんな女性を好みそうか?」という女性目線によるものですが、ほとんどの男性は、下半身が体の半分を占める女性を、最も好んでいるという結果になったそうです。どうしてそうなったかは不明ですが、上半身が短いと「男性は母性を感じにくい」とし、男性の視線は女性の上半身に集中しやすいような結論をメディアは伝えています。

とは言いつつ、この結論は少々強引、無理やりな印象なのは気のせいでしょうか?

足が長い男性に対する女性の印象とは?

“女性が一番色気を感じる体の部位は?”というアンケートを、ここでは少し紹介してみましょう。もっとも、こちらも信頼できるほど数多いアンケートの回答を得られたわけではないので、そのあたりは了承の上、参考にしてもらえればと思います。

それによると、共通して男性の色気を感じる体の部位は、指や腕の筋肉、首といった、筋張って筋肉の動きがよく分かる箇所に集中しており、若い女性向けのメディア・アンケートでも似たような結果になっています。

若い女性のライフスタイル・ファッション系のメディアで、CanCamなどでは、若いスポーツマンの下半身では「引き締まったお尻」に魅力を感じているとし、鹿島アントラーズの遠藤 康選手などを取り上げてますね。

そういえば豆知識ですが、いろいろなスポーツの中でもサッカー選手は、その競技上の理由で膝を捻って走り回るために、小さい頃から骨の形成に影響して短足はどうしても多いんだそうです。また、日本人が西洋人に比べて足の長さで短い印象があるのも、床や畳に膝を曲げて座るのと、椅子に座る生活時間の長さの違いと言われています。

話をもとに戻すと、どうやら、多くの女性は異性の下半身、それも足の長さには、男性が思うほど関心は強くなく、むしろ足を使うスポーツ選手であったとしても、筋肉等の男性らしい特徴を主に見ている、こういうことが言えるみたいですね。

総じて多くの男性は、足の長さの長短に関係なく、あまり気にする必要はなさそうです。

そもそも”足が長い”とは？

実際のところ、何が短足であるかの明確な基準はありませんが、以前までは座高基準というのが、義務教育の健康診断等であったことは、記憶している方も多いと思います。

それによれば、日本人男性の股下と座高の平均は170cmの男性で約78cm、175cmになると約80cmと、身長170cmほどに合わせているのが特徴です。つまりどうしても、胴体の方が股下よりも長くなるので、この座高の測定は足の長さそのものではないと言えます。

しかしながら、普通、人は洋服を着ないで外出することはないので、「腰も足の一部」としてズボンの長さが、足の長さとして服を購入するとき実感するのではないでしょうか？この股下の長さは、実は”ウェストの太さ”に連動して基準を設けています。

例えば、ウェスト70センチの場合は、学生服でも市販の既製服でも股下は25サイズです。これがJIS規格準拠で、センチで示すと約63.5センチ程度となります。

これはウェストとの関係ですから、男性のウエストサイズの平均を考えると、大体ウェスト80センチ未満であれば、標準的な体型に近いといえます。

身長とのバランスもありますが、極端に長い場合を除いて、ウェスト70センチクラスは、身長165センチ未満で体重は50キロ未満、その上で股下が63センチ以上あれば、「長い足」と見て良さそうですね。いずれにせよ、その差は僅かでしか無いということです。

極端に短く見えるのは、サッカー選手の様に動きやすい短パンを履いているとか、ファッションや着こなしでもかなり変化すると言えます。

余計に短足見せてしまうNGな格好

詳しく説明されても、まだまだ自分の体型、足の長さに自信がない方も多いかもしれませんので、少しでも足を長く見せる服装の工夫について解説したいと思います。

1.足の細さを際立たせない

最近の男女共通の傾向ですが、日本のファッション誌の方向性に問題があると思うのですが、オシャレに見えるからと、やたらにスリムパンツが多く見られると思います。スキニーとか、先細りのスリムパンツは足を長く見せる効果は殆どありません。確かにくるぶしが見えると、ズボンの生地はそれだけ短く見えるので、視覚効果でもっとらしい説明がされます。上記で説明したように女性は特に下半身に眼が行くことは極めて稀、しかもスリムパンツはむしろ若い女性や女性モデルの、ハードな印象を演出するための場合が多いので、男性で”短足隠し”には逆効果ですね。

2.腰をシャツやジャケットで隠さない

これも巷によくあるのですが、「お尻が大きいから」とか、「足が太いから」という理由で、カバーできる大きめの服を選ぶ傾向がありますよね。これって、本来の自分の体型よりもゆったりした服を必ず選ぶことになるので、当然余計に太って見えるのは当然です。1の足の太さは気にしてピタピタのスリムなのに、上半身はブカブカのゆったりでは、明らかにバランスが悪いです。これと同様、シャツでもジャケットでも、男性は腰回りを隠してしまうと、ジャケット全体が「胴体」に見えますから、短足なら余計に強調してしまうことになります。

長い足ではなく、上半身を工夫しよう!

今まで説明した中で、女性の視線は”男性の筋肉質”に集中していることがわかりますよね。だから工夫するとしたら、靴やズボンなどではなく、上半身のオシャレ、体のラインが非常に重要なポイントになります。

・自分の腕や胸のラインが出るシャツなどを選ぶ

とにかくサイズ感が大事で、シワや型くずれするシャツ、キッチリと引き締まった印象のない無難過ぎる柄や地味な色を上半身に持ってこないことです。だからって原色はNGですが、ハッキリしたモノクロ、さやかさがあるホワイトや縞など、シャープな感じは欲しいところです。

・しっかりくるぶしまで隠れるズボンを選ぶ

考え方はスーツやフォーマルと同じで、男性でくるぶしを出してセクシーを表現するのは、もはや時代遅れです。季節に関係なく、靴とズボンはセットで、地面から腰まで”肌色”を露出するのは控えましょう。それは椅子の生活が普通の欧米人ならオシャレに見えますが、日本人では更に短足を強調するだけです。またこれもサイズを大きく、腰までズラして誤魔化そうとするのは、逆効果で、キッチリ、サイズがぴったりなら、むしろスッキリしてスマートに見えるのです。

まとめ

さて、今回は長く解説することになりましたが、まとめますと、

・女性はあまり男性の下半身に関心がない

・女性は男性の筋肉などに注目しがち

・短足と長い足の差は、思った以上に僅かなもの

・短足を隠す格好は逆効果

・上半身をしっかり見せて全体をスッキリスマートにする

以上のような結論となりました。男性の皆さんは、体型の中でも後からどうしようもない、足の長さではなくて、もっと筋肉を鍛えるとか、ファッションセンスを磨くとか、そういった部分で、短所をカバーするのが良さそうですね。出来ることは結構、あるみたいですよ。

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