一重でもOK?目が大きい男性がモテる理由と目の大きさの測り方とは

女性の目はパッチリと大きい方が魅力的に感じますよね？

では、男性の場合も、目が大きくないとモテないのでしょうか？

自分の目に自信がない男性にとっては、答えの気になる質問かもしれません。

そんな人たちへ向けて、目が大きい男性がモテる理由、目の大小を測る際の基準について解説します。

上記を理解することで「目の大きさと恋愛の関係」に対する理解が深まると思うので、ぜひ最後まで読み進めてください。

それではいってみましょう。

データで確認!目が大きい男はモテるって本当!?

「目が大きい男性はモテるのか？」

結論からいうと、目が大きい男性はモテやすい傾向にあります。

大阪樟蔭女子大学の研究では、男女の目のサイズを80％と120％に加工した写真が用意されました。

顔、鼻、口といった条件は同じまま、目の大きさだけ異なる同一人物の写真2枚組を作成したのです。

そして男女2枚ずつの写真を、日本全国から集めた男女600名（男性300名、女性300名）に見せた後、「どちらの写真を魅力的に感じるか？」という質問の答えが集計されました。

結果として「大きな目の男性」は、61%の女性（183名/300名）から選択されました。

この割合は「大きな目の女性」を選んだ男性の83%（250名/300名）に比べると高くないものの、目が大きい男性の方が女性から好まれやすい傾向を示しています。

事実、テレビでは連日、目力の強い芸能人が活躍しており、「格好いい」「憧れる」といった印象を受ける役柄に抜擢されています。

データ・社会実態ともに、目が大きい男性がモテやすい傾向にあることは事実でしょう。

恋愛に有利!?男性の目が大きいことのメリット・デメリットとは?

大きな目には自然と人を惹きつける力があるようですが、だからといって目が大きい男性がいつも得しているとは限りません。

目が大きいことは恋愛にどのように作用しやすいのか？メリット・デメリットを分析しましょう。

メリット①意思疎通がしやすい

「目は口ほどに物を言う」という諺もあるように、目は最も内面が現れやすい顔のパーツです。

目、鼻、口、頰、眉といった顔のパーツの中で目だけは隠れてしまうと感情の読み取りが困難になるからです。

実際の意思疎通では言外の意図を読み取ることが大切ですが、目が大きいと、何を見ているかが分かりやすい上、表情の変化量も大きいため奥にある感情が察しやすくなります。

恋愛においては、相手の女性に投影される感情の幅が広がり、恋愛の喜びを相手が割増で錯覚してくれるなど、刺激ある恋愛を楽しむ上での強みとなるでしょう。

メリット②第一印象で好印象を持たれやすい

人間関係の成否は、第一印象で決まると言われています。

カップルを対象にしたある研究でも、70%以上の男女が恋人の第一印象を「良好だった」と答えており、恋愛における第一印象の重要性が示唆されています。

その点、目が大きい男性は、目から伝わるインパクトが大きい分、強烈な第一印象を残せること必至です。

また、自分をアピールしなければならない就職活動やビジネスといった場面でも強力なアドバンテージとなります。社会的成功に繋がりやすい特徴ともいえ、安定感ある雰囲気が恋愛の追い風になる場面も多いでしょう。

メリット③集団に受け入れられることが多く、友好関係を築きやすい

目が大きい男性は、社会的適応面でも有利です。

なぜなら、感情が伝わりやすい分、周囲からコミュニケーションの取りやすい相手だと認知されるからです。

知らない外国人から声をかけられたり、実際に会話をしても顔の表情だけで伝達不能な言葉を補えてしまうかもしれません。

そして、よほど大きな失敗をしない限り、メンバーの一員として受け入れて貰える可能性が高く、友人の人数も増えやすい傾向があります。

新しい社会への順応度が高いことは女性からも評価されやすいので、恋愛にもプラスに働くでしょう。

メリット④捉えることのできる視界が広く、スポーツに有利

目が大きい男性は、スポーツにも有利です。

なぜなら、視界が広いため、周囲の情報をより俯瞰的に把握できるからです。

特に周囲の状況を瞬時に察知しなければならないサッカーやラグビーといったスポーツでは、大きな強みを発揮するでしょう。

スポーツの実力を評価する女性は多いので、スポーツ適性の面からも利点が多いといえます。

デメリット①目に異物が混入しやすい

目が大きいと、目にゴミや虫が入りやすくなります。

これは、縦幅がある分、目がつぶりきるまでに時間がかかるからです。

突然の風に急いで目をつぶっても間に合わないことも多く、特に自転車やバイクといった風を切って走る乗り物では、ヘルメットがなければ半目で走ること必至です。

デートの際に不意にムードを壊されることもあるかもしれません。

デメリット②寝ている時、半目になりやすい

目が大きい男性は、眼球を覆うまぶたの皮膚が薄いので、睡眠中の筋肉の緩みでまぶたが眼球を覆いきれなくなることがあります。

半目にならないか、就寝前に多少気になるかもしれません。

デメリット③写真加工に不向き

写真加工が当たり前の時代ですが、目が大きい男性は修正幅が小さいことに不満を覚えるかもしれません。

例えば、友だちや恋人と写真を撮った後、もともと目に大きさがあると、細目を調整するための加工機能を使いづらいことに気付くでしょう。

もともと大きな目をさらに拡大すると、極端に目の大きい違和感満載の写りになってしまい、周囲に取り残された気分になるかもしれません。

デメリット④幼い印象を与えやすい

大きく黒目がちな目は、男らしさを求める女性には物足りなさを感じさせてしまうかもしれません。

なぜなら、パッチリとした目は、乳幼児や小動物が持つ「かわいい」という特徴と重なりやすいからです。

大阪樟蔭女子大学の研究でも「目が小さい男性」を選んだ女性は39%の割合（117名/300名）で存在しており、一部の女性が男らしさを重視する可能性が指摘されていました。

とはいえ、テストステロンの分泌を促す筋トレを実践すれば、幼く見えがちな大きな目をシャープに見せることは可能です。

理由は2つある!目が大きい男がモテる理由とは?

「目が大きい男性はモテる」というイメージは、女性の61%が「目の大きい男性」を選んだ大阪樟蔭女子大学の研究結果と比べても、一定の正しさを担保していることが分かります。

またデメリット以上に社会性に関わるメリットが多いことも確認できました。

では、目が大きい男性がモテる理由に関しては、どのような根拠が挙げられるのでしょうか？

理由は2つ考えられます。

1つ目は社会適性の高さからです。

「協調性」は、先史時代から現代社会まで変わることなく重視されてきた適応条件です。

なぜなら、狩り、商売、ビジネス、スポーツといった人間が関わる全領域で「協力」が求められるからです。

メリットの項で確認した通り、目が大きい男性には「意思疎通がしやすい」「良い第一印象を持たれやすい」といった特徴がありましたが、これらは人間社会での成功の掴みやすさに直結する武器となるでしょう。

目が大きい男性が「イケメン」といった言葉で女性から高い評価を受けることにも、相応の理由があるのです。

ただし、目が小さい男性でも一定の協調能力があればモテることは可能ですし、逆に目が大きくても適応能力が低すぎるとモテないので、あくまで傾向であることには注意が必要です。

2つ目の理由は、大衆文化の発信を担うテレビにあります。

美の基準も時代ごとに変化してきました。

平安〜明治の頃までは「引き目」と呼ばれる細く切れ長の目が理想とされましたが、欧米圏との接触が増えた大正の頃になると、今同様に大きな目が標準になったと言われています。

つまり日本人の美の基準は、各時代における「先進国」から強い影響を受けてきました。

近代日本が手本とした欧米圏は、絵画、ファッション、映像といった大衆文化の象徴に目が大きい男女を起用していました。

そこで、日本のメディアにも目が大きい俳優が登用されるようになり、テレビを通した刷り込みの結果、「目が大きい男性＝カッコいい」という価値観が普及するに至ったのです。

客観的に測ろう!!目の大きさには基準がある!

目のサイズを測る客観的な指標があるのをご存知でしたか？

目の大小をまぶたの一重、二重の違いで判断する人は多いですが、実際には一重まぶたでも目が大きい男性はたくさんいます。

そんな矛盾した見方を解消するのが、「長さ」による客観的な測定です。

①客観的な目が大きいラインとは?

結論から言うと、「目が大きい」のラインは、日本人の目の平均値である縦幅1cm、横幅2.9cm以上です。

この数値よりも大きい場合、日本人の平均よりも大きいことになるので、ぜひ鏡の前で測定してみてください。

数値の根拠としては、「AIST人体寸法データベース 1991-92」を参照しました。

「外眼角幅の平均値」と「内眼角幅の平均値」から算出した目の横幅の平均値は、男性＝2.935cm、女性＝2.745cmです。

一方、目の縦幅に関しては、高須クリニックのウェブサイトを確認したところ、「目が大きい」といえるラインは1cm以上であることが分かりました。

この数値は女性のものですが、眼球の大きさは男女同じなので、目の縦幅に男女差はないと判断してよいでしょう。

ただし注意点があり、目の縦幅に二重の幅の部分は含まないので、眼球が覗く範囲だけを測るようにしてください。

②目が大きく見える要因

実は、客観的な目のサイズ以外にも、目の大きさの印象に影響を与えるパーツが2つ存在します。

1つ目は、顔の大きさです。

目の印象は、目のサイズが顔全体に占める割合で決まるので、小顔であるほど相対的に目は大きく見えます。

むくみを取るだけでも違うので小顔ローラーやマッサージを使うと効果的でしょう。

2つ目は、涙袋です。

目の下に涙袋があると、目全体に立体感が出るので、生まれ持った目のサイズよりも大きく見せることが可能です。

一重でも目が大きく見える男性芸能人は涙袋を持っている方が多く、ジャニーズ事務所の採用でも涙袋の有無が重視されるそうですね。

一重の人もたくさん!目が大きい芸能人の紹介!!

二重でぱっちりした目が大きい男性芸能人は多いですが、一概に二重の人ばかりとも限りません。

一重で目が大きい芸能人も珍しくないのです。

• 藤田富

藤田富さんは、舞台やテレビドラマの場で活躍し、2016年には仮面ライダーアマゾンズで主役を務めました。

そんな藤田さんの顔でも、ひときわ目立つ特徴が二重の大きな目です。

黒目がちで大きいタレ目だけでなく、目の下には涙袋が膨らんでおり、芸能界でも他と一線を画するデカ目の持ち主と言えるでしょう。

• 阿部寛

阿部寛さんは、映画「テルマエ・ロマエ」で、古代ローマ帝国の浴場設計技師を見事に演じ切りました。

顔の濃い日本人と聞くと、真っ先に阿部さんが頭に浮かぶ人が多いのではないでしょうか。

クッキリと見開かれた大きな目だけでなく、小顔、高い鼻といった顔全体のパーツも大きな目を際立たせています。

• 岡田准一

日本屈指のアイドルグループV6のメンバーである岡田准一さんも、日本人離れした目の持ち主です。

クッキリとした平行二重と黒目がちな大きな瞳が、正義感に満ちた男らしいオーラを放っています。

• 玉木宏

映画やテレビなどを舞台に、幅広く活躍する玉木宏さん。

そんな彼の目は一重ですが、スラリと伸びた大きな目は、一重でありながら目の細さを感じさせません。

また彼特有の小顔も、目の大きさを際立たせている一因でしょう。

• 伊藤健太郎

14歳で芸能界入りを果たし雑誌や広告で活躍する伊藤健太郎さんも大きな目の持ち主です。

まぶたこそ一重ですが、縦横に幅のあるパッチリとした丸い目は「一重＝目が小さい」という先入観を見事に覆しています。

• 高橋一生

テレビ・映画・舞台で活躍する高橋一生さんも、大きな目の持ち主です。

一重まぶたでありながら大きな目と特徴的なタレ目が優しい印象を醸し出しています。

目の大きさが重視される芸能界ですが、やはり上位には日本人離れした濃い顔の芸能人が集まりました。

それでも、目が大きい芸能人が、必ずしも二重まぶたの持ち主ばかりではないことが確認できたのではないでしょうか。

一重でも目の大きな人はいるし、顔のサイズ、涙袋といった他パーツとのバランスの見せ方によって、細く見えがちな一重の特徴をカバーすることは可能なのですね。

まとめ

最後に、目が大きい男性と恋愛の関係についてまとめると、

①目が大きい男性がモテるのは本当

②目が大きい特徴は、社会関係上の利点が多い

③大きな目は、一重か二重かを問わない

となります。

結論としては、「目が大きい男性の方が恋愛に有利」という見解に収まりました。

とはいえ、「目が大きい＝二重」という一般的な見方は必ずしも正しくなく、芸能界ですら一重で目が大きい男性が高い人気を集めています。

メリット・デメリットの項で説明した通り、やはり目は大きく見えた方がモテ度はアップしやすいので、小顔や涙袋への意識を高めてみるのもオススメです。

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